2023年5月23日、ステランティス ジャパンはDS ブランドのコンパクト ラグジュアリーSUV「DS3 クロスバック」をマイナーチェンジし、車名も「DS3」として発売した。

さらに洗練されて進化を遂げたエクステリア デザイン

画像: フロントまわりのデザインが一新され、車名も単に「DS3」となった。

フロントまわりのデザインが一新され、車名も単に「DS3」となった。

DS3 クロスバックは、DS ブランドのオリジナルモデル第2弾として2018年に発表された、Bセグメントのコンパクト ラグジュアリーSUVだ。日本では2019年から発売され、2020年からは電気自動車のDS3 クロスバック Eテンスも発売されている。フランス本国では2022年9月にマイナーチェンジされて車名も「DS3」となっていたが、その新型がいよいよ日本に導入された。

エクステリアは、フロントグリルやデイタイムランニングランプ、フロントバンパーが新デザインとされた。また、クローム部位の一部をグロスブラックに変更し、よりダイナミックで引き締まった印象を強めている。さらに、切削加工とブラック塗装を組み合わせた18インチ アルミホイールが、華やかで精悍な佇まいを実現した。リアビューには「DS AUTOMOBILES」のシグネチャーがあしらわれたリアガーニッシュを新規に採用するなど、全方位にわたりデザイン性を高めている。

インテリアは、装備を一層充実させて、利便性が高くモダンな空間へと進化した。コネクテッド機能を備えた最新のインフォテインメントシステム「DS IRISシステム」を新採用し、トラフィック情報を入手可能なナビゲーションシステムが利用できる。また、日本語によるボイスコントロール機能に対応しており、「OKアイリス」と呼びかけることで、目的地やエアコンの温度設定、電話の発着信、天気予報などを、安全かつ快適に操作できる。モニターは、従来の7インチから10.3インチへと拡大し、視認性が大幅に向上した。さらに、車両周囲の状況を俯瞰映像として画面に表示する「360度ビジョン」も採用している。

Eテンスの日本導入は、現段階ではなさそう・・・?

画像: 外寸は従来型のDS3 クロスバックとほとんど変わっていない。写真のボディカラーは、新色のグリラケ。

外寸は従来型のDS3 クロスバックとほとんど変わっていない。写真のボディカラーは、新色のグリラケ。

その他の安全&快適装備では、自動で照射範囲をコントロールするマトリクスLEDビジョンや、シート、ダッシュボード、ドアトリムに上質なナッパレザーを用いてクラスの枠を超えた豪華装備を標準化し、乗るたびにドライバーの所有感を満たす、フレンチラグジュアリーの枠が終結されている。

パワートレーンには、最高出力130psと最大トルク300Nmを発生する1.5Lの直4ディーゼルターボを搭載。8速ATを組み合わせて前輪を駆動する。街中や高速道路、山道などあらゆる状況で、心地よいトルクフルな加速感とともに、WLTCモードで21.0km/Lという優れた燃費性能を達成し、各種税制面の優遇(エコカー減税・環境性能割)を受けられる。

ボディカラーは、ブランバンキーズ(ホワイト)、クリスタルパール(ベージュ)に加え、新色のグリラケ(グレー)、ルージュディーバ(レッド)の全4色を設定。グレードは、オペラ ブルーHDIのみのモノグレードで、車両価格(税込)は509万円となっている。

なお、現段階では日本仕様のDS3はオペラ ブルーHDIのみで、電気自動車のEテンスは導入の予定はないという。

DS3 オペラ ブルーHDI 主要諸元

●全長×全幅×全高:4120×1790×1575mm
●ホイールベース:2560mm
●車両重量:1330kg
●エンジン:直4 DOHCディーゼル+ターボ
●総排気量:1498cc
●最高出力:96kW(130ps)/3750rpm
●最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1750rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:FWD
●燃料・タンク容量:軽油・41L
●WLTCモード燃費:21.0km/L
●タイヤサイズ:215/55R18
●車両価格(税込):509万円

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