2023年5月31日、三菱自動車工業(以下、三菱)は2023年8月に開催されるインドネシア 国際オートショーで、新型コンパクトSUVを世界初披露すると発表した。

2022年に発表された「XFC コンセプト」の市販バージョンか?

画像: 2022年10月のベトナム モーターショーで世界初披露された「XFC コンセプト」。インドネシアで発表されるのは、これの市販バージョンと推測される。

2022年10月のベトナム モーターショーで世界初披露された「XFC コンセプト」。インドネシアで発表されるのは、これの市販バージョンと推測される。

今回公表されたのは、ここで紹介している、フロントまわりとスピーカーのイメージ画像3点のみ。三菱では、この新型コンパクトSUVは、同社事業の中核であるアセアン地域に投入する新型SUVの第一弾としている。同社が長年培ってきたクルマづくりのノウハウを注ぎ込み、スタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザイン、運転のしやすさや多彩な収納スペースによる実用性、広々とした居住空間による快適性などを特長としている。さらに、アセアン地域の路面環境でチューニングを繰り返すことで、荒れた路面や激しい降雨でも安全・安心の走破性を実現しているという。

三菱では公式にアナウンスはしていないが、この新型コンパクトSUVは、2022年10月のベトナム モーターショーで世界初披露されたコンパクトSUVのコンセプトカー「XFC コンセプト」の市販バージョンと思われる。今回公開されたイメージ画像でも、ヘッドランプのデザインなどはXFC コンセプトとよく似ている。

画像: タイトル画像を明るく加工してみた。たしかに、上のFCV コンセプトと似ている。

タイトル画像を明るく加工してみた。たしかに、上のFCV コンセプトと似ている。

外寸やパワートレーンなどのスペックは公表されていないが、今回、安全・安心なドライブをいっそう快適にする装備として、新開発のオーディオシステム「ダイナミックサウンド ヤマハプレミアム」を初搭載した。楽器・音響メーカーであるヤマハと三菱は、お互いのものづくりの考え方に共感し、本システムを共同開発することになった。新型コンパクトSUVの室内音響特性に合わせて専用チューニングしたオーディオシステムは、高品質で臨場感のあるサウンドを奏で、ドライバーはもちろん、乗る人全員がワクワクする、より快適で楽しいドライブ体験を提供するという。

画像: Aピラーの根元(と思われる)のスピーカーに「YAMAHA」のロゴが入る(画像は少し明るく加工しています)。

Aピラーの根元(と思われる)のスピーカーに「YAMAHA」のロゴが入る(画像は少し明るく加工しています)。

インドネシア 国際オートショーは、2023年8月10日(木)から20日(日)まで開催予定。それまでには、この新型コンパクトSUVの詳細も発表されるであろうから、当Webモーターマガジンでも分かり次第、紹介していく予定だ。日本への導入も期待したいところだが、さて・・・。

画像: ドアのスピーカー(と思われる)にも、「YAMAHA」と「COAXIAL 2 WAY」のロゴが入れられている(画像は少し明るく加工しています)。

ドアのスピーカー(と思われる)にも、「YAMAHA」と「COAXIAL 2 WAY」のロゴが入れられている(画像は少し明るく加工しています)。

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