2023年5月31日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、レンジローバーの2024年モデルの受注を開始した。

レンジローバーのすべてのパワートレーンをハイブリッド化

画像: 写真は欧州仕様。日本仕様のハンドル位置は右となる。

写真は欧州仕様。日本仕様のハンドル位置は右となる。

レンジローバーは、ランドローバーの最高級ラグジュアリーSUVだ。初代は1970年に発表され、現行型は2021年に発表(日本仕様は2022年に発売)された5代目にあたる。

2024年モデルでは、ラインアップを見直し、パワートレーンも進化させた。3.0L 直6 インジニウム ガソリンターボエンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたPHEVモデルの最高出力を40ps向上させて550psとし、新たに「P550e」というグレードとして追加。また、4.4L V8気筒 ツインスクロール ガソリンターボエンジン搭載モデルの「P530」にMHEV(マイルドハイブリッド)テクノロジーを採用し、さらに「SV」では最高出力を615psにまで引き上げた。これにより、レンジローバーのすべてのパワートレーンがハイブリッド化したことになる。

日本仕様のレンジローバー 2024年モデルのパワートレーンは、以下のとおりとなる。

●3.0L 直6 インジニウム ディーゼルターボ(MHEV)
 最高出力:221kW(300ps)/最大トルク:650Nm(66.3kgm)
●3.0L 直6 インジニウム ガソリンターボ+105kWの電動モーター(PHEV)
 最高出力:404.5kW(300ps)/最大トルク:800Nm(81.6kgm)
●4.4L V8 ツインスクロール ガソリンターボ(MHEV)
 最高出力:390kW(530ps)/最大トルク:750Nm(76.5kgm)
●4.4L V8 ツインスクロール ガソリンターボ(MHEV)※SV用
 最高出力:452kW(615ps)/最大トルク:750Nm(76.5kgm)

世界で1台だけのレンジローバーを作れるサービスも導入

画像: 「SV ビスポーク(BESPOKE)」サービスのイメージ。

「SV ビスポーク(BESPOKE)」サービスのイメージ。

また、エクスクルーシブでモダンラグジュアリーなレンジローバーをより強化するため、新たに「SV ビスポーク(BESPOKE)」サービスを導入する。膨大な種類のカラー、テーマ、SV専用オプション、素材、ベニア、フィニッシャー、カスタマイズ、パーソナライゼーションなど、7つのステップを経て、唯一無二のパーソナライゼーションを実現する。インテリアは最大391種類、エクステリアは230色のSV ビスポーク ペイントパレットに加え、SV ビスポーク マッチ to サンプル ペイントサービスでオリジナルカラーを作ることもでき、無限の選択肢を提供する。

その他の主な特長や装備は、以下のとおりだ。

●SV ビスポーク ステアリングホイール(ウッド&レザー)を「オートバイオグラフィ(AUTOBIOGRAPHY)」と「SV」に標準装備
●「SV P550e」に4ゾーンクライメートコントロールを標準装備
●センターコンソールに配置していたエアコンダイヤルやオーディオボリュームスイッチ類を「Pivi Pro」内に統合
●クルマへの乗り降りをスムーズにする電動ディプロイアブル サイドステップを標準装備
●オフロードでも安心感に満ちたドライビングをアシストする、アダプティブオフロードクルーズコントロールを標準装備(「D300」以外)

主なグレードと車両価格(税込)は、3.0L ディーゼルターボ(MHEV)が「SE D300(SWB)」の1747万円〜「オートバイオグラフィ D300(SWB)」の2099万円。3.0L ガソリンターボ+モーター(PHEV)が「SE P550e(SWB)」の1991万円〜「SV P550e(SWB)」の2637万円。4.4L V8 ツインスクロール ガソリンターボ(MHEV)が「HSE P530 (SWB)」の2167万円〜「SV P615(LWB)」の3171万円となっている。

画像: 欧州仕様のインテリア。LWB(ロングホイールベース)には、3列7人乗りも設定される。

欧州仕様のインテリア。LWB(ロングホイールベース)には、3列7人乗りも設定される。

This article is a sponsored article by
''.