2023年7月12日、モリタホールディングスは大阪府八尾市に新たな研究開発拠点「モリタATI(アドバンスト テクニカル イノベーション)センター」を開設した。

「基礎研究力・新商品開発力の強化」の実現を目指す

モリタホールディングスは、消防車両などを架装・販売するモリタを中核子会社とするグループの持ち株会社だ。今回、開設されたATIセンターは、以下の3つの施設が主なものとなる。

●AーField(Aフィールド=実験棟)
 日本最大級の総合実験場(燃焼実験)、模擬マンション(実火災環境<高温、濃煙>の再現と検証)、放水通路(55mの無風環境下での水・泡放射性状評価)
●TーTower(Tタワー=防災訓練棟)
 11階建て(高さ33m)の訓練棟(多様な消火・救助戦術の立案・実証、新製品の開発並びに操作訓練)
●I-Cube(Iキューブ=ラボ棟)
 共創スペース(オープンイノベーション、コミュニケーション活性化)

画像: モリタATIセンターの全体。

モリタATIセンターの全体。

同グループの中期経営計画「モリタ リボーン(Morita Reborn)2025」の基本方針の一つである「基礎研究力・新商品開発力の強化」を実現すべく、分散していた研究開発拠点を移転集約する。それとともに、産官学連携や幅広い他企業との協業機会を獲得することで、イノベーションの創出を一層加速させ、世界に変わらない「安心」を届け、「安全で住みよい豊かな社会へ貢献し、感謝され、愛される企業」を目指していくという。

モリタATIセンター

●所在地:大阪府八尾市神武町1-43
●敷地面積:1万5674平方メートル
●延床面積:5121平方メートル
●主な施設:Aフィールド=実験棟、Tタワー=防災訓練棟、Iキューブ=ラボ棟

画像: モリタATIセンター 紹介動画 youtu.be

モリタATIセンター 紹介動画

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