専用アイテムを装備しながらリーズナブルな価格を実現
2008年に日本デビュー(ワールドプレミアは2007年)以来、年に何回か限定車が発表されるフィアットのアイコニックなコンパクトカー、「500(チンクエチェント)」。
今回発表された限定車、英語で言えば「スイート ホワイト」といった意味の「ドルチェ ビアンコ」の特徴は、「500」の上級グレードである「ツインエア ドルチェヴィータ(TwinAir Dolcevita)」をベースに、500のロゴ入りフロアマットをインテリアに、また、オリジナルのアルミバッジおよびビンテージスタイルのクロームシャドウミラーカバーをエクステリアに特別装備している。
しかも、車両価格(税込)は327万円と、ベース車(333万円)より6万円安いというリーズナブルな価格を実現している。ボディカラーは、通常モデルで人気の高いボサノバ ホワイトのみとなる。パワートレーンはベース車と同じ、875ccのツインエア エンジンに5速AMT(デュアロジック)を組み合わせ、ハンドル位置は右のみとなっている。
フィアット 500 ドルチェ ビアンコ 主要諸元
●全長×全幅×全高:3570×1625×1515mm
●ホイールベース:2300mm
●車両重量:1040kg
●エンジン:直2 SOHCターボ
●総排気量:875cc
●最高出力:63kW(85ps)/5500rpm
<ECOスイッチON:57kW(77ps)/5500rpm>
●最大トルク:145Nm(14.8kgm)/1900rpm
<ECOスイッチON:100Nm(10.2kgm)/2000rpm>
●トランスミッション:5速AMT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・35L
●WLTCモード燃費:19.2km/L
●タイヤサイズ:185/55R15
●車両価格(税込):327万円