2023年9月5日(独・現地時間)、BMWはプレミアム コンパクトの電動SUV、新型「iX1 eDrive20」のワールドプレミアを行った。

パワートレーンに第五世代の「BMW eDriveテクノロジー」を採用

画像: 普通充電での0から満充電までの時間が、従来より3.45時間短くなった。

普通充電での0から満充電までの時間が、従来より3.45時間短くなった。

今回登場したBMWのBEV(電気自動車)新型「iX1 eDrive20」のジャンルは、プレミアムなコンパクトスポーツSUVに位置づけられるが、そのクルージングポテンシャルの高さには目を見張らされる。満充電での航続距離は、430から475km(WLTPモード)に達するのだ。

そして、そのパワートレーンは第五世代の「BMW eDriveテクノロジー」が採用される。フロントに搭載されたモーターはブースト無しの通常モードで最高出力150kW (204hp)、最大トルク250Nm を発生し、0から100km/hまでを8.6秒で駆け抜ける。最高速度はリミッターがかけられ、170km/h止まりとなる。

普通充電は11kW に対応し、0から100%が6.5時間以内となり、これまでに比べ3.45時間の短縮が図られている。なお、オプションで22kWの普通充電の使用も可能だ。急速充電は130kW まで対応し、0から80%までを29分以内に行うことができる。

クイックセレクト機能搭載の新世代「iドライブ」

画像: 10.25インチ(左)がインフォメーションディスプレイで、10.7インチがコントロールディスプレイ。

10.25インチ(左)がインフォメーションディスプレイで、10.7インチがコントロールディスプレイ。

「iX1 eDrive20」のインフォテインメント機能も格段の進化をみせ、先進のナビゲーションや2ゾーン自動空調はじめ、数々の先進運転支援システムが用意される。

なかでも、「オペレーティング システム9」採用の新世代「iドライブ」にはクイックセレクト機能が搭載され、幅広いジャンルのデジタルコンテンツに、サブメニューなしですばやくアクセスできるようになった。

最新のBMWのインテリアを象徴するカーブドディスプレイには、10.25インチのインフォメーションと10.7インチのコントロールディズプレイが配される。

「iX1 eDrive20」は、2023年11月より生産が開始され、価格は4万7900ユーロ(約757万3000円)となる。

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