これこそが、S60の理想の組み合わせかもしれない

画像: アルミニウム製の専用スタックや本革巻きの専用スタックなどでインテリアもカスタマイズ。カーナビも標準装備。

アルミニウム製の専用スタックや本革巻きの専用スタックなどでインテリアもカスタマイズ。カーナビも標準装備。

内装では、新採用の二層からなるクッション素材と専用シェイプによりサポート性に優れた専用カラーリングのスポーツシートや、ブルーに輝くアルミニウムベゼルのメーター、ボリュームのダイヤルから波紋状にサークルが広がっていくデザインのアルミ製フリーフローティングセンタースタックといったところが目をひく。

そして、何といっても走りがいい。フロント ストラットタワーバーなどの追加によるボディ剛性アップはもとより、スプリング&ダンパーなどの強化により、全体的なシャキッと感は、DRIVeとはまったくの別モノだ。ステアリングを切ったときのレスポンスもさることながら、路面の接地感&追従性がすごい。かなり荒れた路面のワインディングロードを攻めても、どこまでもブレークすることなくついてきてくれるといった感じなのだ。

304psを発生するT6と比べるとパワーは語るまでもないが、車両重量が230kgも軽くなっているのが効いていて、軽快感では圧倒的にT4が上。またT6は6速ATなのに対してT4はDCTなので、ダイレクト感もT4のほうがある意味では上だといっていい。FFとAWDという安定感の違いはあるものの、FFならではのキビキビ感もたっぷりで、ワクワクさせてくれる性能は間違いなく上と断言できるだろう。

画像: ディフューザー風のリアバンパーや90mm径デュアルテールパイプなどで、リアビューもRデザインらしく引き締められている。

ディフューザー風のリアバンパーや90mm径デュアルテールパイプなどで、リアビューもRデザインらしく引き締められている。

ボルボ S60 T4 Rデザイン 主要諸元

●全長×全幅×全高:4630×1845×1480mm
●ホイールベース:2775mm
●車両重量:1540kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1595cc
●最高出力:132kW(180ps)/5700rpm
●最大トルク:240Nm(24.5kgm)/1600-5000rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・67L
●JC08モード燃費:12.8km/L
●タイヤサイズ:235/40R18
●当時の車両価格(税込):435万円

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