使い勝手の良さと俊敏で爽快な走りを兼ね備える
事前に告知していたように、BMWジャパンは新型X2をジャパンモビリティショーでワールドプレミアした。
![画像: 写真左がX2 M35i xドライブ、右がiX2 xドライブ30。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/10/27/db10b55af238e6272faaf4c14c2889a9f34f9d57_xlarge.jpg)
写真左がX2 M35i xドライブ、右がiX2 xドライブ30。
X2はプレミアム スモールコンパクト セグメント唯一のSAC(スポーツ アクティビティ クーペ:BMWではクーペSUVをこう呼ぶ)だ。スタイリッシュなクーペデザインを取り入れ、都会でも、郊外でも、あらゆる走行シーンに適している。高いアイポイントがドライブ時に安心感をもたらすセミコマンド シートポジション、開放感のあるインテリアスペース、多彩な収納機能、自由自在にアレンジ可能なリアシートなど、アクティブなライフスタイルにも柔軟に対応する使い勝手の良さと、BMWならではの俊敏で爽快な走りを兼ね備えている。
X2は2018年に初代モデルが誕生し、新型は2代目となる。外装、内装とも、どの角度から見ても力強くモダンで、シンプルながらも洗練された印象を与えている。BMWカーブドディスプレイの採用や、iドライブ コントローラーの廃止など、ユーザーインターフェースにおいても、大幅なデジタル化が行なわれている。さらに、新型X2においては、電気自動車の「iX2」をラインアップする。
エクステリアでは、まずフロントまわりでは力強くシャープな印象を与える大型キドニーグリルや、環状のシグネチャーを2回繰り返すツインサーキュラーを進化させたアダプティブLEDヘッドライトが印象的だ。リアでは、ワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクターライン、立体的なLEDリアコンビランプが特徴的だ。サイドでは、ドアハンドルをドアパネルと一体化させたフラッシュハンドルを採用している。
![画像: iX2 xドライブ30のインパネまわり。日本仕様は右ハンドルとなる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/10/27/7a3e8c3af9dc63f9a2132605ec185513fbac7a3d_xlarge.jpg)
iX2 xドライブ30のインパネまわり。日本仕様は右ハンドルとなる。
インテリアでは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ大型化し存在感を増しつつ、運転席側に傾けることで視認性を高め、タッチ操作による操作性を高めたBMWカーブドディスプレイを採用。シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系をすべて納めている。
リアシートは大人3名が座れる空間を確保し、40:20:40の3分割可倒シートバックの採用でラゲッジスペースを有効活用できる。X2 M35i xドライブのラゲッジスペースは、リアシート使用時で560L、シートバック全倒すれば最大1470Lにまで拡大できる。