今週の気になるヨタヲタ話「アニソン紅白歌合戦に期待する美女×野獣コラボ」

旧ジャニーズメンバー不在となったNHK紅白歌合戦2023。出場者の顔触れに注目が集まっていましたが、どうやら紅白史上空前のアニソン祭りとなりそうです。11月13日(土)、東京・渋谷のNHKホールで44組の参加者が発表されましたが、目立っていたのはアニメ主題歌で話題を呼んだアーティストたちでした。

画像: MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」は、Billboard JAPANチャートにおけるストリーミング累計再生回数1億回を突破したことで話題となりました。MAN WITH A MISSION×miletとしてはキャリア初、miletにとっても2度目という快挙です。(PHOTO:PR TIMES)

MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」は、Billboard JAPANチャートにおけるストリーミング累計再生回数1億回を突破したことで話題となりました。MAN WITH A MISSION×miletとしてはキャリア初、miletにとっても2度目という快挙です。(PHOTO:PR TIMES)

うーん、さすがNHK。70年代の「未来少年コナン」を皮切りに「母と子の名作アニメ劇場」などなど、数えきれないほどの良質なアニメーションを作り続けてきただけのことはあります。

最近では「プロフェッショナル 仕事の流儀」で「庵野秀明スペシャル」を企画、見てる方の神経がすり減りそうな緊張感あふれる「現場レポート」を楽しませてくれたり、同番組で「進撃の巨人」の主人公エレン・イェーガーにインタビュー、事情を知らずにたまたま見てしまった視聴者をけむにまいてくれるなど、アニメーションというエンターテインメントに対する理解と、素材としての応用力がハンパありません。

さながらアニソン紅白歌合戦的様相の中でもとくに、個人的に注目しているのは紅組:実力派美人シンガーソングライター「milet(ミレイ)」と、白組:狼男5人組で構成されるロックバンド「MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション、略してマンウィズ)」です。

画像: miletは8月30日に3rdアルバム「5am」を発売。以来、自身最大規模の全国18都市19公演の全国ホールツアーが開催された。11月29日、30日には台北(Zepp New Taipei)での単独公演を行う。(PHOTO:PR TIMES)

miletは8月30日に3rdアルバム「5am」を発売。以来、自身最大規模の全国18都市19公演の全国ホールツアーが開催された。11月29日、30日には台北(Zepp New Taipei)での単独公演を行う。(PHOTO:PR TIMES)

画像: MAN WITH A MISSIONは現在、日本国内ホールツアーを開催中。来月9月15日からは香港を皮切りにアジアツアーへ進出する。年内は12月16日、17日のさいたまスーパーアリーナ2DAYSが予定されている。(PHOTO:PR TIMES)

MAN WITH A MISSIONは現在、日本国内ホールツアーを開催中。来月9月15日からは香港を皮切りにアジアツアーへ進出する。年内は12月16日、17日のさいたまスーパーアリーナ2DAYSが予定されている。(PHOTO:PR TIMES)

この2組は、2023年4月からCX系春アニメ枠で放映された「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」で主題歌をコラボレーション、オープニング「絆ノ奇跡」をマンウィズメインで、エンディング「コイコガレ」をmiletメインで構成された楽曲を歌い、それぞれに大ヒットしました。

とくに「絆ノ奇跡」は、Billboard JAPANチャートにおけるストリーミング累計再生回数1億回を突破!紅白の舞台でもぜひ、迫力たっぷりのセッションで魅せて欲しいものです。

贅沢を言わせてもらえば、YOASOBI((「アイドル」はもちろん外せませんが)とmiletの葬送のフリーレン OP「勇者」×ED「Anytime Anywhere」メドレーとか、鈴木雅之の「かぐや様は告らせたい 主題歌」メドレー(全4曲!)なんていう変化球プログラムもありではないかと。

まだまだ変化球を投げちゃいます。Adoは、楽曲を提供(セルフカバーもしてますね)したMrs. GREEN APPLEと「私は最強(ONE PIECE FILM RED劇中歌)紅白最強バージョン!」なんて、どうでしょう。色つながりで緑黄色社会×Mrs. GREEN APPLEの紅白+緑の「花になって」(薬屋のひとりごと OP)もよさげです。

Ado×Anoの、名前は似てるけどまったくシンクロしないスペシャルデュエットも、怖いもの見たさということで。ヲタ的には聴いてみたいコラボのアイデアがふつふつとわき出してきます。

長年のアニメ制作で培ったノウハウを存分に生かして、NHKらしい(あるいはらしからぬ)舞台演出でも画期的なエンタメ性を魅せてくれることを期待しちゃいますね。例年以上に見逃せない注目コンテンツとなりそうです。

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