“70”らしさはそのままに、進化を遂げる
1951年8月にトヨタBJ型として初代が誕生したランドクルーザー。そのラインナップの中でも、"70"シリーズ(以下、ランクル70)は1984年の誕生以来、約40年間ランドクルーザーの普遍的価値「信頼性・耐久性・悪路走破性」を変わることなく絶えず追求し続け、世界中の過酷な環境下での多様な用途に応えながら、ユーザーの暮らしと地域社会を支え続ける」を脈々と受け継いできた。
日本仕様のランクル70は、排出ガス規制などの問題があり2004年に日本国内での販売は終了。だが2014年にランクル70のデビュー30周年を記念して、セミロングの4ドアとダブルキャブのピックアップを1年間の期間限定で発売。これが大人気を集めた。
そして今回、みたびランクル70の日本仕様が登場した。本格的なオフロード設計、強靭なフレーム、高い基本性能、シンプルなパーツ構造という、シリーズならではの特性は、1984年のデビュー以来変わっていない。だが継続販売モデルとして、ランクル70らしさはそのままに、よりユーザーの暮らしと地域社会を支え続けるための進化を遂げた。
パワートレーンには、力強い動力性能と低燃費を両立する2.8L 直噴ターボディーゼルエンジンを採用。最高出力は150kW(204ps)、最大トルクは500Nm(51kgm)を発生。ランクル70にふさわしい力強い走破性を実現する。
強靭さを誇る伝統のラダーフレームや、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といった駆動力・制動力制御システムを採用して高い操縦安定性を実現。
また、快適な乗り心地をさらに追求するサスペンションの改良、スムーズな運転・操作性へのニーズに応えるため、トランスミッションには6速ATを採用し、優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地をさらに向上させている。