トヨタヨーロッパは2023年12月4日、同社のピックアップトラック「ハイラックス」に、新たに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載したモデルを設定。2024年半ばに欧州市場向けに発売することを発表した。

トヨタのピックアップモデルとして初めて電動化を実現したモデル

現在、トヨタ ハイラックスは6か国で生産され、1968年に日本で発売されて以降、世界180以上の国と地域で累計2100万台販売されている。

画像: フロントまわりは大胆な立体グリルとフロントバンパーが力強い印象を与える。

フロントまわりは大胆な立体グリルとフロントバンパーが力強い印象を与える。

今回発表された新型ハイラックスハイブリッド48Vは、トヨタのピックアップモデルとして初めて電動化を実現したモデルとなる。

エンジンはユーロ6dに準拠している2.8L 直4DOHCディーゼルターボで、これにコンパクトなモータージェネレーターと48Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載している。

ディーゼルエンジンは最高出力204ps(150kW)/3400rpm、最大トルク500Nm/1600-2400rpmを発生。モータージェネレーターは16ps(12kW)のパワーと65Nmのトルクを発生し、加速のアシストとともに、減速時には充電を行う。

画像: 2.8L 直4DOHCディーゼルターボにモータージェネレーターと48Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。

2.8L 直4DOHCディーゼルターボにモータージェネレーターと48Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。

また、改良されたアイドリングストップシステムを採用。モータージェネレーターが常にエンジンに接続されているため、停止時から素早く静かなエンジン再始動を実現しており、快適なドライブを実現している。

さらにハイブリッド48Vシステムとの組み合わせによって、従来のディーゼルエンジンと比較して燃費性能が最大5%向上している。

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