産地にこだわった東日本版と西日本版の2種
一方、西日本版の1段目には滋賀県永源寺産の芋を使った「赤こんにゃくのチム」、2段目には京都のゆばを使った「ゆば巻きナムル」、3段目は徳島県の鳴門わかめを使用した「わかめ入りたらのごま揚げだんご」、4段目は島根の仁多米を使った「プルコギキンパ」、5段目は岡山の地鶏の卵を使用した「ケランマリ」という内容になっています。

西日本版の道弁。食材の生産地もメニューも東日本版とは異なる。
試食した感想はどの段も車内でも食べやすいひと口サイズで、キャベツのナムル巻きは彩り豊かで甘くて食感もよく、プルコギキンパはごま油がいいアクセントになっています。いろいろな種類の味がちょっとずつ楽しめ、いままでにない感覚のお弁当です。
ちなみにドリンクホルダーに固定した状態で車内で食べるのだとすると、上段から、ということになります。その順番で1段ずつ食べていくことを考えても、なかなかに巧みな献立と言えるのではないでしょうか。最後はしっかりデザートだし。
このレシピには使用食材にもこだわり、人気料理研究家のコウケンテツさんが開発、監修を勤めています。東日本版と西日本版の2種があり、お弁当にはガイドブックも付き、お弁当に使用されている食材の産地や、その産地をめぐるドライブルートマップもあります。
「道弁 NISSAN SERENA」の価格は税込700円。EXPASA海老名(下り)にて、2023年12月16日(土)、12月17日(日)に先行販売されます。2024年1月20日以降の4週末に東日本版がEXPASA海老名(下り)、西日本版が宝塚北サービスエリアで週末限定で販売されます。

「ドライブ、生産地、お弁当という3つの繋がりはいままでなかったものでワクワク感があります」とコウケンテツ氏。

「ルートマップを見て、その土地でその道弁の段を食べたいですね」と語るのは、ゲストの辻希美さん。