この連載では、昭和30年~55年(1955年〜1980年)までに発売され、名車と呼ばれるクルマたちを詳細に紹介しよう。その第26回目はスカイライン2000GT。スカイライン伝説はこのクルマから始まった。(現在販売中のMOOK「昭和の名車・完全版Volume.1」より)

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第2回日本グランプリ(昭和39(1964)年5月)での伝説の1シーン。生沢徹のスカイラインは式場壮吉のポルシェ904をかわして一時は首位に。結局はポルシェに勝てずにGT-IIクラス3位に終わったが、これがスカG伝説の出発点となった。

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シングルキャブ仕様(105ps)のGT-Aの量産型は昭和40(1965)年9月から。街乗りではデリケートなGT-Bより乗りやすかった。写真は後期(S54A-3)モデル。フロントグリルのデザインが変更されている。スペックは最高速170km/h。0→400mが18.4秒。

プリンス・スカイライン2000GT-B(S54B-2)諸元

●全長×全幅×全高:4255×1495×1410mm
●ホイールベース:2590mm
●車両重量:1070kg
●エンジン型式・種類:G7型・直6SOHC
●排気量:1988cc
●最高出力:125ps/5600rpm
●最大トルク:17.0kgm/4400rpm
●トランスミッション:4速MT(後に5速MT)
●タイヤサイズ:5.60-13 6PR
●新車価格:89万5000円

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