シングルモーターとデュアルモーターの2つのバージョンを設定
パワートレーンはシングルモーターとデュアルモーターの2つのバージョンを設定。シングルモーターバージョンはリアに最大出力200kW (272ps)、最大トルク343Nmの永久同期モーターを搭載して後輪を駆動する。航続距離はWLTPモードで最大610kmと発表されている。
デュアルモーターバージョンは、2基のモーターでシステム最大出力400kW (544ps)、最大トルク686 Nmを発生、航続距離はWLTPモードで最大580kmとなる。駆動力は通常4輪に配分されるが、不要なときにフロントへの駆動を切り離して航続距離と効率を最大化する。ドライブモードが設定されているので、ドライバーが任意にコントロールすることもできる。また、デュアルモーターバージョンにはセミアクティブサスペンションも装備される。
どちらのバージョンも100kWh のバッテリーを搭載。充電は最大200kWの高速充電と、22kWの普通充電に対応。双方向充電ハードウェアが搭載されており、近い将来、「V2L(Vehicle-to-Load)」機能も利用可能になる。
ポールスターはコネクテッドや自動運転、先進運転支援、サスティナブリティにも積極的で、Googleアシスタント、Googleマップ、Google Play などGoogleとの緊密な連携により最先端のコネクテッドエクスペリエンスを提供するほか、高精度レーダー、12のカメラ、12の超音波センサー、ドライバー監視カメラを備えたモービルアイの SuperVision 先進運転支援システムを装備する。
また定期的な無線 (OTA) アップデートにより、新機能や改良点をすべての車両にリモートで送信できるため、最新のソフトウェアを入手するために整備工場を訪れる必要がないのもポイントとなる。
持続可能性という点では、100%リサイクルPETで構成されたテーラードニットテキスタイル、生物由来の MicroTech ビニール、トレースレザーをインテリア素材に使っているだけでなく、効率的なリサイクルに貢献するモノマテリアルアプローチにも取り組んでいる。
ポールスター4 シングルモーターバージョン 主要諸元
●全長×全幅×全高:4840×2139×1534mm
●ホイールベース:2999mm
●搭載パワートレーン:1モーター(リア)
●最高出力:200kW (272ps)
●最大トルク:343Nm
●バッテリー総電力量:100kWh
●WLTPモード航続距離:610km
●駆動方式:RWD
ポールスター4 デュアルモーターバージョン 主要諸元
●全長×全幅×全高:4840×2139×1534mm
●ホイールベース:2999mm
●搭載パワートレーン:2モーター(フロント+リア)
●最高出力:400kW (544ps)
●最大トルク:686Nm
●バッテリー総電力量:100kWh
●WLTPモード航続距離:580km
●駆動方式:4WD