2024年2月15日(現地時間)、WRC世界ラリー選手権第2戦ラリー・スウェーデンが開幕する。ラリーは北部のウーメオーをホストタウンとして雪と氷に覆われた森林地帯の未舗装路を舞台に行われ、18日にフィニッシュする。開幕戦ラリー・モンテカルロではヒョンデのティエリー・ヌーヴィルが優勝したが、2位、3位にはトヨタのセバスチャン・オジェ、エルフィン・エバンスが入り、ヒョンデとトヨタの勢力図はまだはっきりとしていない。ラリー・スウェーデンは特殊なフルスノーイベントではあるが、今シーズンのチャンピオンシップの行方を占う意味で重要なラリーとなりそうだ。

スノーイベントを得意とするトップドライバーが集結

例年、ラリー・スウェーデンではスノーイベントに強いスぺシャリストが活躍するが、今年はどうなるだろうか。

画像: 2024年型トヨタ GRヤリス ラリー1。

2024年型トヨタ GRヤリス ラリー1。

トヨタは今回のラリー・スウェーデンで2年連続王者のロバンペラがラインナップに復帰。フルタイムでシーズンを戦うエバンスと勝田貴元を加えたワークス体制でいどむ。ロバンペラは2022年に、エバンスは2020年にこのラリーを制覇。勝田も2018年にWRC2カテゴリーで優勝を飾っており、3人ともこのスノーラリーを得意としている。

一方のヒョンデは、ティエリー・ヌーヴィル、オイット・タナック、エルフィン・エバンスの3台でワークス参戦。ヌーヴィルは2018年に、タナックは2019年と2023年にこのラリーを制しており、こちらもドライバーの布陣は強力だ。

はたして、2024年ラリー・スウェーデンはどうなるか。ラリーは現地時間2月15日にスタートする。

画像: 2024年型ヒョンデ i20N ラリー1 。

2024年型ヒョンデ i20N ラリー1 。

2024年 WRCドライバーズランキング(開幕戦終了時)

1位 T.ヌーヴィル(ヒョンデ)30
2位 S.オジェ(トヨタ)24
3位 E.エバンス(トヨタ)21
4位 O.タナック(ヒョンデ)15
5位 A.フルモー(Mスポーツ・フォード)11
6位 勝田貴元(トヨタ)9
7位A.ミケルセン (ヒョンデ)6

2024年 WRCマニュファクチャラーズランキング(開幕戦終了時)

1位 トヨタ 46
2位 ヒョンデ 45
3位 Mスポーツ・フォード 12

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