ワークス活動はフォーミュラEとSUPER GT GT500
創業からわずか3年でモータースポーツ活動を開始した日産は、その後87年間にわたって様々なカテゴリーに参戦、今年はNISMOブランドが生まれて40周年の節目を迎える。

ABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦する「Nissan e-4ORCE 04」。桜をテーマにしたカラーリングが施される。3月30に行われる東京大会への期待が膨らむ。
カーボンニュートラル社会の実現に向け、日産はモータースポーツにおいても電動化を推進し、2018年からFIAフォーミュラE世界選手権に参戦しているが、今年3月には初めて東京大会が開催されることになり、日本でも大きな注目を集めている。
フォーミュラEのドライバーは昨シーズン日産フォーミュラEチームからデビューしたドライバーの23号車サッシャ・フェネストラズは今年も、2年ぶりにチームに復帰した22号車オリバー・ローランド。今シーズンは既に開幕しており、1た第3戦サウジアラビアではローランドがポールポジションと3位表彰台を獲得している。
■ABB FIAフォーミュラE世界選手権
22 オリバー・ローランド
23 サッシャ・フェネストラズ
ワークス活動のもうひとつはSUPER GT GT500クラス。フェアレディZ NISMOをベースとしたマシンで4チーム体制でシリーズチャンピオン奪還を目指す。

SUPER GT GT500クラス 2024年仕様の「Nissan Z NISMO GT500」。開幕に向けてマシン開発が進められている。
■SUPER GT GT500
3 NISMO 高星 明誠/三宅 淳詞
12 TEAM IMPUL 平峰 一貴/ベルトラン・バゲット
23 NISMO 千代 勝正/ロニー・クインタレッリ
24 KONDO RACING 松田 次生/平峰 一貴