さまざまな事業を通して「スマートラグジュアリー」な日常を演出するABODA LIFEが、新たにレストモッド事業を始めました。取り扱っているのは、50~60年代のメルセデス・ベンツSLシリーズ。レストアとしての完成度の高さはもちろん、細部にわたって「使える」アレンジも盛りだくさん。毎日、乗り回したくなるヒストリック・メルセデスって、チート過ぎません?

素材としてのベース車両のコンディションは、価格に転嫁されず

さて、それでは実際にこのクルマを購入するにあたっての留意点について、いくつか確認してみましょう。

画像: ボディカラー、内装の素材、色まで、多彩なバリエーションからコーディネイトを選ぶことができる。これもまた、レストモッドならではの魅力と言えそう。

ボディカラー、内装の素材、色まで、多彩なバリエーションからコーディネイトを選ぶことができる。これもまた、レストモッドならではの魅力と言えそう。

注文してから納車までの期間は?

およそ12カ月。購入希望の方は、公式ホームページから来店を予約、店舗での打ち合わせとなります。「そもそもレストアベースとなる個体を見つけるのが大変なんじゃない?」と思われるかもしれませんが、本国では相当数の車両をすでに確保してあるのだそうです。

つまりは、この12カ月という期間は純粋に製造、輸送、日本でのキャリブレーションと走行性能確認、登録といった「決まり事」をこなすのに必要な時間ということ。つまり、そうとう確約された納期だと考えられます。

燃料は? 日本のハイオクでOKです。もちろん、排ガス規制にも対応しています。

保証は? 2年間のワランティがついています。整備、修理などは、ABODA GARAGEの指定工場で対応してくれます。

画像: 190SLの4気筒エンジン。バッテリーは、最新のものに換装されている。搭載位置は、オリジナルままのようだ。それにしても、エンジンルームも眺めていて幸せ。

190SLの4気筒エンジン。バッテリーは、最新のものに換装されている。搭載位置は、オリジナルままのようだ。それにしても、エンジンルームも眺めていて幸せ。

こうして見てくると概ね、国産の新車を購入する感覚と大きな差はないような気がしてきました。となると、やはり最大のハードルとなるのは、お値段でしょうか。

そちらに関しても、定価ありの明瞭会計なので安心です。ベースとなる車両のコンディションはまったく関係なく、一律のお値段となります。

公式ホームページで掲示されている金額は、190SLが32万ユーロ、280SLは35万5000ユーロ。円安時代が悩ましいところですが、本日のレート(2024年3月半ば)でおおむね5160~5730万円が必要です。はい、やっぱりそのくらいしちゃいます。

もっとも、同じく円安が進んでいるおかげで、輸入車の新車相場そのものも確実に上がっている今、「持っている人」にとっては十二分に現実的な購入対象となりうる金額と言えそうです。しかも、ガレージの肥やしではなく、毎日乗ることができることを考えれば、コストパフォーマンスはそうとう高いのではないでしょうか。

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