日産の高級車ブランド「INFINITI(インフィニティ)」は2024年3月20日(現地時間)、フルサイズのラグジュアリーSUV、新型「QX80」を北米で発表した。

450ps/700Nmを発生する3.5L V6ツインターボエンジンを搭載

画像: アッパーグリルの両側は幅の狭いマルチエレメントLEDデイタイムランニングライトを配置。

アッパーグリルの両側は幅の狭いマルチエレメントLEDデイタイムランニングライトを配置。

パワートレインについては、最高出力は450ps、最大トルクは700Nmを発生する3.5Lツインターボエンジン(VR35DDTT)を搭載。トランスミッションはギアレシオを40%拡大した9速ATを組み合わせ、優れたレスポンスと高い燃費性能を実現している。

さらに新型QX80には電子式エアサスペンションとダイナミックデジタルサスペンションを採用している。エアサスペンションは走行シーンに合わせて車高調整が可能で、通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時はさらに車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしを容易にする。

そしてオフロード走行時は通常よりも車高を2.4インチ(約6cm)上げることで高い走破性を確保する。ダイナミックデジタルサスペンションは、車両の動きに合わせ電子制御でダンパーの減衰力を自動調整してくれる。

画像: 電子式エアサスペンションにより、車高を自在にアップダウンさせることができる。

電子式エアサスペンションにより、車高を自在にアップダウンさせることができる。

また、従来に比べ横剛性を58%向上したフレームにより、快適な乗り心地と優れたハンドリングを実現している。さらに、ねじり剛性を300%向上した電動パワーステアリングラックの採用により、高度な運転支援技術の搭載を可能としている。

新型QX80には様々な運転支援技術に加え、INFINITIとして初となる、高速道路においてハンズオフドライブを可能とする「プロパイロット アシスト 2.1」を搭載している。

新型QX80は、2024年夏以降に米国で発売する予定で、メーカー希望小売価格は8万2450ドル(1ドル150円で換算して1236万7500円)からとなる。

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