夢を見るのも妄想するのも自由自在。ポイントはあきらめないこと
ある程度、予想はしていたとはいえ、オートモビルカウンシル2024(4月12~14日/幕張メッセにて開催されました)に出品されているのは、文句なく極上コンディションの名車たちばかり。ですから、年式相応で値付けを予想したらのけぞってしまうことは確かでしょう。
それでも会場を巡っていると、琴線に触れるクルマたちと数多く出会うことができました。というか、欲しくなっちゃうクルマたちが多すぎで・・・ある程度、リアリティのある価格的には下は300万円台から上はほぼほぼ1000万円までとかなり幅があります。普通に考えれば「いい値段」ですが、それが決して高くない!と思えてしまえるから不思議です?
クルマ選びに関しては、基本的には実用性重視派ということもあって、いわゆるヴィンテージモデルに対する興味はさほどでもありません。それよりも、「あの時、欲しかったんだよな・・・」という、昔憧れていました先輩!的なクルマたち目が留まりました。
今回、いくつかのブースを回っていて興味深かったのは、意外に知らない旧車購入のお作法でした。たとえば「商談中」というプレートがつけられているからあきらめるのはまだ早い。条件が合わずに再び値札が掲げられるケースもあります。ですから本当に意中の相手に巡り合った時は、2番手、3番手に手を挙げておくのがおススメ、なのでした。
同様に、懐具合との兼ね合いで「買えないなー」とあきらめてしまうのも、お待ちあれ。いったん売れた出品車が、たとえば2年後のオートモビルカウンシルに改めて出品されることもあるのだそうです。そもそも売り手はそのクルマに対するオーソリティで、メンテナンスやアフターサービスもしっかりしているでしょうから、多少走行距離が伸びて戻ってきたとしても極上コンディションが保たれている可能性が高いわけです。
もちろん相応に価格も高くなっているかもしれませんが(安くなることはたぶんないでしょう)、再びの出会いを祈りながら毎回オートモビルカウンシルに通うのも、ちょっと夢があるような気がしたのでした。そうですね・・・2年後くらいには札束をリュックに詰め込んで、無造作に展示車を指さして「これ下さい!」って言ってみよう・・・などと妄想してみたら、少し幸せになれました。
以下のアルバム部には、愛車候補たちを紹介しています。あくまで個人の好みなのでご了承あれ。