再びレッドブルの連勝が始まるのか、それとも混戦となっていくのか
第3戦オーストラリアGPではまさかの敗北を喫したレッドブルだったが、前戦第4戦日本GPではすぐに復活、再び1-2フィニッシュでライバルたちを圧倒してみせた。
中国GP では、レッドブルの連勝が再び始まるのか、それともこのところ好調のフェラーリ、マクラーレンがレッドブルを打ち破るのかがポイントとなる。
■2024年F1シーズン序盤戦 リザルト
開幕戦バーレーンGP:
優勝マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2位セルジオ・ペレス(レッドブル)
3位カルロス・サインツ(フェラーリ)
第2戦サウジアラビアGP:
優勝マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2位セルジオ・ペレス(レッドブル)
3位シャルル・ルクレール(フェラーリ)
第3戦オーストラリアGP:
優勝カルロス・サインツ(フェラーリ)
2位シャルル・ルクレール(フェラーリ)
3位ランド・ノリス(マクラーレン)
第4戦日本GP:
優勝マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2位セルジオ・ペレス(レッドブル)
3位カルロス・サインツ(フェラーリ)
オーバーテイク、アンダーカットも可能なコースレイアウト
中国GPが開催される上海インターナショナル・サーキットは、中華人民共和国上海市嘉定区に位置する国際サーキット。2004年6月に完成し、20万人を収容する規模を誇る。
コースレイアウトは、低速コーナー、高速コーナー、そして超ロングストレートと様々な種類のコーナーで構成されているのが特徴で、タイヤへの負荷が高く、とくに左フロントタイヤに厳しいと言われている。
レースでポイントとなるのは1.2kmほどの超ロングストレート。最終コーナーの立ち上がりをミスすれば簡単にオーバーテイクされてしまいかねず、時速320kmからのハードブレーキングで飛び込む1コーナーはオーバーテイクポイントとなる。
タイヤを供給するピレリは「追い越しが可能な箇所が複数あることもあり、2ストップのレースとなると予想されます。また、鈴鹿と同様、 アンダーカットは効果的でしょう」と分析している。