2024年4月15日(現地時間)、アルファロメオは4月11日に発表したばかりのコンパクトSUVの名称「ミラノ(Milano)」の使用がイタリア政府より禁止されたことを明らかにした。「ミラノ」というモデル名は一般公募の下で決定され好評だったが、アルファロメオは一般から集まったモデル名を再度見直し、新しい名称を「アルファロメオ ジュニア(Junior)」に決定した。

反応はおおむねポジティブ。感謝のコメントを発信

こうした歴史を見ると、新しい「アルファロメオ ジュニア」がステルヴィオ、トナーレの弟分にあたる次世代コンパクトSUVであるという位置づけからも、「ジュニア」は相応しい名称と言える。

画像: パワートレーンは「イブリダ(IBRIDA:イタリア語で『ハイブリッド』の意味)」と「エレットリカ(ELETTRICA:イタリア語で『電気の』という意味)」のふたつ。、イブリダは1.2Lの3気筒 可変ジオメトリーターボエンジンと21kWの電気モーターで構成された48Vハイブリッドシステムを搭載。エレットリカは、アルファロメオ初のフルBEVとなる。

パワートレーンは「イブリダ(IBRIDA:イタリア語で『ハイブリッド』の意味)」と「エレットリカ(ELETTRICA:イタリア語で『電気の』という意味)」のふたつ。、イブリダは1.2Lの3気筒 可変ジオメトリーターボエンジンと21kWの電気モーターで構成された48Vハイブリッドシステムを搭載。エレットリカは、アルファロメオ初のフルBEVとなる。

なお、今回の突然のモデル名変更について、アルファロメオは「一般からのポジティブなフィードバックやイタリアのディーラーネットワークからの支援、新型車に対する注目を集めてくれたメディア、またこの議論を起こしてくれたイタリア政府に感謝します」と、粋なコメントを発表している。

■ジャン・フィリップ・インパラート  アルファロメオ CEO

「私たちは、この瞬間がブランドの歴史に刻まれることを理解しています。それは大きな責任ですが、同時にエキサイティングな瞬間でもあります。アルファ ロメオ ジュニアの名前は、ブランドの歴史に強く結びついており、始めから私たちが評価していた名前のひとつで、一般の方にも支持されていたため、その選択はととても自然なものでした。チームとして、私たちはブランドへの情熱を共有し、製品とお客様を優先させるために再度名前を選びました。名前の変更が必要ではないと分かっているにもかかわらず、私たちがそうすることを決定したのは、私たちの製品がいつもポジティブな感情を引き起こし、あらゆる種類の論争を避けるためです。過去数日間に受けた、新しいスポーツコンパクトカーへの注目には興奮しています。オンラインサイトへの訪問が前例のない件数に達し、ウェブサイトが数時間にわたってクラッシュするほどでした」

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