2024年5月17日、 F1第7戦エミリア ロマーニャGPがイタリア・ボローニャ近郊のイモラサーキットで開幕する。昨年は豪雨によりサーキット横を流れるサンテルノ川が危険な水位にまで上昇し開催直前にキャンセルとなったため、グランプリの開催は2年ぶりとなる。

このグランプリがシリーズの分岐点となる可能性も

欧州にF1グランプリが帰ってくるのは、昨年9月のイタリアGP以来、8カ月ぶり。エミリア ロマーニャGPは欧州ラウンドの幕開けを告げるグランプリで、各チーム、ここから大幅なアップデートが行われる。なお、今年のエミリア ロマーニャGPはスプリントフォーマットでなく、通常のスケジュールで開催される。

画像: イモラサーキットの路面状況は良好で、タイヤにかかる力が大きいわりには摩耗は少ない。

イモラサーキットの路面状況は良好で、タイヤにかかる力が大きいわりには摩耗は少ない。

今シーズンもここまで6戦が終了しているが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がすでに4勝(スプリント2戦2勝)とシリーズをリードして進んでいる。ただ前戦マイアミGPではランド・ノリス(マクラーレン)に敗れ、2位となったのは気になるところ。

エイドリアン・ニューウエイのチーム離脱など、レッドブルに不穏な空気が流れる中、どんな走りを見せるのか注目される。圧倒的なアドバンテージはもはやなくなったのか、このグランプリがシリーズの分岐点となる可能性もある。

2024年F1ドライバーズランキング(第6戦終了時)

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 136
2位 11 S.ペレス(レッドブル)103
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)98
4位 55 C.サインツ(フェラーリ)83
4位 4 L.ノリス(マクラーレン)83
6位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)41
7位 63 G.ラッセル(メルセデス)37
8位 14 F.アロンソ(アストンマーティン)33

2024年F1コンストラクターズランキング(第6戦終了時)

1位 レッドブル 239
2位 フェラーリ 187
3位 マクラーレン 124
4位 メルセデス 64
5位 アストンマーティン 42
6位 RB 19

「小さなニュルブルクリンク」と言われるドライバーズサーキット

エミリア ロマーニャGPが行われるイモラサーキット(正式名称アウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ)はかつてはイタリアらしい超高速コースだったが、何度かコースが改修されて、タンブレロ、アクア・ミネラリ、バリアンテ・アルタ、バリアンテ・バッサなど有名なコーナーはかつてのものとは少し異なるものとなっている。

画像: イモラサーキットのコース図。反時計回りの全長4909mのコースには19 のコーナー (左に 10、右に 9) があり、最高地点から最低地点まで 30 メートルの大幅な高低差があるコースはかなり狭く、DRS ゾーンは 1 つしかない。

イモラサーキットのコース図。反時計回りの全長4909mのコースには19 のコーナー (左に 10、右に 9) があり、最高地点から最低地点まで 30 メートルの大幅な高低差があるコースはかなり狭く、DRS ゾーンは 1 つしかない。

ストレート区間はそれほど長くないが高速コーナーが多く、全長4909mのコースに19 のコーナー (左に 10、右に 9) が複雑に組み合わされたテクニカルな設定。またコースには約30mの高低差があり、コース幅は場所によって狭くトリッキーで、DRS ゾーンは 1 つしかないためオーバーテイクは難しい。

しかもピットレーンが528mと長いこともあってピットインでのロスタイムが大きく、タイヤ交換は有利な作戦とは言えず、タイヤ戦略で順位を上げるのも難しいため、グリッド順を決める予選はとても重要となる。

イモラサーキットは「小さなニュルブルクリンク」と言われるなどドライバーのスキルが重視されるコースで、アクア・ミネラリのコーナー外側にグラベルが設けられるなど、コースアウトしたドライバーには大きなペナルティが科せられる。

決勝ではセーフティカーの導入や天候の急変などの混乱がない限り、タイヤ交換は通常は1回のみで、タイヤ選択が大きな鍵を握ることになる。

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