フォルクスワーゲンは、ホットハッチ「ゴルフGTI」の一部改良を行い、欧州で先行販売を開始した。最高出力を236psから256psへと向上させたのに加え、エクステリアを一新するとともに、インフォテイメントシステムにAI音声認識のChatGPT機能の追加が行われた。

パワフルな走りと先進のテクノロジーのマッチング

ホットハッチの元祖とも言われるフォルクスワーゲン「ゴルフGTI」に一部改良が行われた。まず注目したいのが動力性能向上だ。

画像: 進化し続けるホットハッチの王者。最高出力20psの増量で、さらにその存在感は高まりそうだ。

進化し続けるホットハッチの王者。最高出力20psの増量で、さらにその存在感は高まりそうだ。

搭載の2Lターボエンジンの最大トルクは370Nm と従来と変わらないものの、最高出力が236psから256psにアップされ、その走りにさらに磨きがかかった。それを数値で示すと、0から100km/hを5.9秒で駆け抜け、最高速度は250km/h(リミッターカット)となる。トランスミッションは、変わらずの7速DCT(DSG)でパドルシフトも用意されている。

エクステリアは、よりスポーティで精悍さを意識したものにアップデートされた。リデザイされたフロントマスクしかり、 IQ.LIGHT LEDマトリックスヘッドライト(光量15%アップ)&LEDテールランプしかりだ。そして、まばゆい光を放つフォルクスワーゲンバッジも、スペシャルな佇まいを見せてくれる。

画像: アルミホイールは従来の17インチに加え19インチを選択できるようになった。

アルミホイールは従来の17インチに加え19インチを選択できるようになった。

他にもある。アルミホイールが従来の17インチに加え、19インチがオプションとして選択できるとともに、クローム仕上げのツインテールランプが新たな「ゴルフGTI」の装いに花を添えている。

インテリアは、インフォテイメントの進化がポイントだ。アップグレードされた12.9インチのタッチスクリーンをはじめ、AI音声認識でドライブをアシストするChatGPT機能の追加が行われている。

画像: ChatGPTという最新兵器を搭載する「ゴルフGTI」。ドライビングプレジャーへの追求はと止まるところ知らない。

ChatGPTという最新兵器を搭載する「ゴルフGTI」。ドライビングプレジャーへの追求はと止まるところ知らない。

新「ゴルフGTI」は、2024年5月14日(独・現地時間)より、欧州で先行販売が開始されており、車両価格は4万4505ユーロ(約756万6000円)。

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