パワフルな走りと先進のテクノロジーのマッチング
ホットハッチの元祖とも言われるフォルクスワーゲン「ゴルフGTI」に一部改良が行われた。まず注目したいのが動力性能向上だ。
![画像: 進化し続けるホットハッチの王者。最高出力20psの増量で、さらにその存在感は高まりそうだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/05/21/65c1f8986ae2569cd651d072f045df661add0819_xlarge.jpg)
進化し続けるホットハッチの王者。最高出力20psの増量で、さらにその存在感は高まりそうだ。
搭載の2Lターボエンジンの最大トルクは370Nm と従来と変わらないものの、最高出力が236psから256psにアップされ、その走りにさらに磨きがかかった。それを数値で示すと、0から100km/hを5.9秒で駆け抜け、最高速度は250km/h(リミッターカット)となる。トランスミッションは、変わらずの7速DCT(DSG)でパドルシフトも用意されている。
エクステリアは、よりスポーティで精悍さを意識したものにアップデートされた。リデザイされたフロントマスクしかり、 IQ.LIGHT LEDマトリックスヘッドライト(光量15%アップ)&LEDテールランプしかりだ。そして、まばゆい光を放つフォルクスワーゲンバッジも、スペシャルな佇まいを見せてくれる。
![画像: アルミホイールは従来の17インチに加え19インチを選択できるようになった。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/05/21/c890b51ed3650823c9e8223677970cab78f3a7ae_xlarge.jpg)
アルミホイールは従来の17インチに加え19インチを選択できるようになった。
他にもある。アルミホイールが従来の17インチに加え、19インチがオプションとして選択できるとともに、クローム仕上げのツインテールランプが新たな「ゴルフGTI」の装いに花を添えている。
インテリアは、インフォテイメントの進化がポイントだ。アップグレードされた12.9インチのタッチスクリーンをはじめ、AI音声認識でドライブをアシストするChatGPT機能の追加が行われている。
![画像: ChatGPTという最新兵器を搭載する「ゴルフGTI」。ドライビングプレジャーへの追求はと止まるところ知らない。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/05/21/e04dce15e6b8cebc56dd07809e854601e3fedab2_xlarge.jpg)
ChatGPTという最新兵器を搭載する「ゴルフGTI」。ドライビングプレジャーへの追求はと止まるところ知らない。
新「ゴルフGTI」は、2024年5月14日(独・現地時間)より、欧州で先行販売が開始されており、車両価格は4万4505ユーロ(約756万6000円)。