セグメントを新たなレベルに引き上げる一連のアップデート
BMW3シリーズは、1975 年のデビュー以来、運転の楽しさ、エレガントでスポーティなデザインで、プレミアムミッドサイズクラスにおけるスポーティなドライビングプレジャーの象徴として世界をリードしてきた。これまでに世界中で2000万台以上の3シリーズが販売され、現在の第7世代だけで約300万台が生産されている。実際、3シリーズは欧州、米国、中国市場の中型クラスのプレミアムセグメントのマーケットリーダーであり、BMWが世界中で販売する8台に1台は3シリーズとなっている。
BMW3シリーズはこれまで持続的な技術進歩を特徴としてきたが、今回の改良でもユーザーのニーズや時代の要請に対応して、デザイン、パワートレーン、デジタル化、装備の分野で、このセグメントを新たなレベルに引き上げる一連のアップデートが行われている。
パワーユニットの多様性はBMW3シリーズの特徴のひとつだが、セダンとツーリングはどちらも、4種類のガソリンエンジンと4種類のディーゼルエンジンを設定。6気筒直列エンジンを搭載した最上位のMパフォーマンスモデル、プラグインハイブリッドモデルもラインナップされている。直列6気筒ガソリン ユニットとすべてのディーゼル エンジンにはマイルド ハイブリッド テクノロジーを搭載、全車にシフトパドル付き8 速ステップトロニック トランスミッションが標準装備されており、xDrive インテリジェント全輪駆動システムも用意されている。
とくにプラグインハイブリッドモデル「330e」は、19.5kWhの新しい高電圧バッテリーが搭載されモーターでの走行距離が伸ばされたのと同時に、新しい充電ユニットも採用されたことで注目される。
また操作系では、BMW iDrive ディスプレイとコントロールシステムの最新バージョンが新たに搭載され、車両機能を直感的に制御し、デジタル サービスにアクセスできるように進化した。BMW オペレーティング システム 8.5 の下で作動し、BMW iDrive のホーム画面にはナビゲーション システムのマップ ビューが大きな形式で常時表示されるほか、個別に選択可能な別のビューも表示される。