2024年6月5日から9日まで、モナコで開催されるモーターショー「トップマルケス モナコ」において、ラフィット アウトモビリはハイパーカーの「LM1」を発表した。

V8ツインターボのハイブリッドエンジンは1000馬力以上を発生

画像: 「トップマルケス モナコ」で発表された、ラフィット LM1。

「トップマルケス モナコ」で発表された、ラフィット LM1。

以前に当Webモーターマガジンでも紹介したが、ラフィット アウトモビリはイタリアのトリノに拠点を置く、新しいハイパーカー ブランドだ。往年のF1レーシングドライバー、ジャック・ラフィット(ラフィーと表記されることもある)の甥であるブルーノ・ラフィットとパスカル・コーエンが2023年5月にF1マイアミGPの会場で設立を発表した。

そして今回、2024年6月5日から9日までモナコで開催されるモーターショー「トップマルケス モナコ」において、ラフィット アウトモビリはハイパーカー「LM1」を発表した。このクルマの第1号車は完成前にチャリティオークションにかけられ、260万ドル(約4億300万円!)という高額で落札されたことで注目を集めたモデルだ。

搭載されるV8ツインターボエンジンはハイブリッドも組み合わされ、最高出力は1000馬力以上を発生する。ブルーノは10年間にわたって、公道走行が可能な高級レーシングカーを創り上げることで、自動車業界に革命をもたらす新しいハイパーカーの開発に取り組んできた。

自らも元レーシングドライバーであるブルーノは、ラフィットというブランドのDNAは100%モータースポーツにあると、この革新的なハイパーカー市場に参入した。幼なじみのパスカルが率いるアクティベーション グループの支援を受けて、ル・マン、ダカール・ラリー、DTM、スーパーGTといった、モータースポーツの主要なカテゴリーからインスパイアされたハイパーカーをプロデュースし、100%「レーシング ライフスタイル」ブランドとしてラフィット アウトモビリを創設した。

画像: ラフィット LM1のリアビュー。ナンバープレートが装着されているから、公道走行は可能なようだ。

ラフィット LM1のリアビュー。ナンバープレートが装着されているから、公道走行は可能なようだ。

ラフィット アウトモビリは、長年にわたって最高の信頼を獲得し、最高のパートナーを得てきた。まず、GFG スタイル デザインスタジオ。ここはカーデザインの巨匠、ファブリツィオ&ジョルジェット・ジウジアーロが代表を務め、ラフィットのハイパーカー コンセプトをデザインした。

アウトテクニカは、40年以上の歴史を誇る、イタリアの大手レーシングエンジン メーカーだ。今回のLM1に搭載されている、公道走行可能ながら1000馬力を超えるV8ツインターボ ハイブリッドエンジン「ラフィット ATM 388TT」は、ここが開発した。

そして、今回のプロジェクトの実質的な指揮者であるL.M.ジャネッティ。WRCのマルティニ ランチア、DTMのアルファロメオ、そしてランボルギーニやピニンファリーナといった偉大なマニュファクチャーから依頼された多くの「ワンオフ」モデルを、トリノの歴史ある工場でエンジニアリング、開発、生産を担当してきた。

ラフィット アウトモビリでは、本物のスポーツ プロトタイプや公道走行可能なラリーレイド レーシングカーといった、さまざまなハイパーカーを生産していく。こうした限定シリーズの最初のモデル(24台)は、間もなくトリノの工場から出荷される予定だ。

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