予選決勝でトップ10入りの常連に
RBでF1グランプリ4年目のシーズンを送っている角田裕毅が、今シーズン、好調な走りを見せている。第8戦終了時点で、予選Q3進出6回、決勝でのトップ10フィニッシュ5回を記録。直近の3レースでは、予選10位-7位-8位、決勝7位-10位-8位と、予選決勝でトップ10入りの常連となっており、その切れた走りが関係者から注目を集めている。
とくに素晴らしいのが、チームメイトのダニエル・リカルドを凌駕する結果を出し続けていること。ダニエル・リカルドは通算5勝、表彰台32回を誇るドライバーであり、その彼に勝る速さを見せていることから、いまやトップチームからも恐れられる存在になりつつある。また、レッドブルレーシングのセルジオ・ペレスが最近どうも調子が上がらないことから、「レッドブルへの昇格」も噂されていた。
そんな中での突然の「RBとの契約更改」は、角田の実力が認められた証であり、RBが角田の他チームへの移籍を恐れたということだろう。
2024年F1ドライバーズランキング(第8戦終了時)
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 169
2位 16 C.ルクレール(フェラーリ)138
3位 4 L.ノリス(マクラーレン)113
4位 55 C.サインツ(フェラーリ)108
5位 11 S.ペレス(レッドブル)107
6位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)71
7位 63 G.ラッセル(メルセデス)54
8位 44 L.ハミルトン(メルセデス)42
9位 14 F.アロンソ(アストンマーティン)33
10位 22 角田裕毅(RB)19
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラ・ワン・チーム)
「2025年もホンダ RBPTのパワーユニットを搭載するVisa Cash App RB Formula One TeamからF1に参戦すつことになりました。長年にわたるレッドブルとホンダの大きなプロジェクトのラストイヤーに自分が関われることを非常に楽しみにしています。F1ドライバーとしてさらに成長し、より多くのポイントを獲得して表彰台や優勝を目指していきますので、チームとホンダ、そして皆様とともに、素晴らしいシーズンにしたいと思います。今後も応援、よろしくお願いします!」