2024年7月26日(現地時間)、F1第14戦ベルギーGPがスパ・フランコルシャンサーキットで開幕する。常勝を誇ってきたレッドブルがここにきてまさかの3連敗を喫し、チャンピオンシップは風雲急を告げる事態になってきた。なお、今年のベルギーGPはスプリントフォーマットではなく、通常のレースフォーマットで行われる。
ピレリの分析「熱の影響は大きく変わってくるかもしれない」
タイヤを供給するピレリは、ベルギーGP開幕に向けて「過去2年間と同じ中間のコンパウンドを供給します。ハード=C2、ミディアム=C3、ソフト=C4です。タイヤへのストレスという点では、シルバーストーンや鈴鹿ほどではありませんが、スパにはあらゆる種類のコーナーがあり理想的な空力の妥協点を見つけることが重要になります。実際、第1セクターと第3セクターで非常に速いマシンが、低速の第2セクターで苦戦したり、その逆になったりすることは珍しくありません。通常、このトラックの劣化は主に熱によるものですが、新しい舗装の路面でタイヤのグリップ力が向上するため、熱の影響は大きく変わってくるかもしれません。もちろん、このコースでは天候の変化への対応は重要なポイントになります。昨年は決勝レース中に雨が降ることはなく、多くがスタートでソフトタイヤを装着し、レースを完走したドライバーのほとんどのドライバーが2ストップ戦略をとりました」とコメントしている。
さて2024年はどんなレースとなるのか。第14戦ベルギーGPは7月26日13時30分(日本時間20時30分)から始まるフリー走行で開幕する。
■2024年F1第14戦ベルギーGP タイムスケジュール
フリー走行1回目:7月26日13時30分〜14時30分(日本時間20時30分〜21時30分)
フリー走行2回目:7月26日17時〜18時(日本時間24時〜25時)
フリー走行3回目:7月27日12時30分〜13時30分(日本時間19時30分〜20時30分)
予選:7月27日16時〜17時(日本時間23時〜24時)
決勝(44周):7月28日15時〜(日本時間22時〜)