パガーニ アウトモビリは、ハイパーカー「ウトピア(UTOPIA)」のオープンモデルとなる「ウトピア ロードスター」を2024年8月9日から開催されたモントレーのペブルビーチ コンクール デレガンスでワールドプレミアした。

世界限定130台の生産予定。車両価格は約5億円!から

画像: まさに「走る工芸品」と呼ばれるほど美しいインテリア。アナログのメーター類や物理的なスイッチ類がクラシカルな雰囲気も醸し出す。

まさに「走る工芸品」と呼ばれるほど美しいインテリア。アナログのメーター類や物理的なスイッチ類がクラシカルな雰囲気も醸し出す。

クーペと同様に前ヒンジで上方に跳ね上げるバタフライドアを開けて乗り込むと、パガーニの真骨頂である「走る工芸品」と呼ばれる美しいインテリアが目の前に展開する。アルミニウムやカーボンファイバー、上質な本革をふんだんに採用し、アナログのメーター類や物理的なスイッチ類が並ぶ。カーボンとチタニウムのハイブリッドフレームが用いられたシートの表皮には20%軽量化された本革が張られ、サポートを高めた形状でドライビング体験を向上させる。

ウトピア ロードスターは世界限定130台の生産予定で、現在予約注文を受け付けている。イタリア本国での車両価格は、310万ユーロ(約5億円!)からとなっている。他のパガーニ車と同様に、豊富に設定されたカスタマイズオプションで、自分だけのウトピア ロードスターを創り上げることができる。だが、99台の限定生産で特権的な愛好家に割り当てられたウトピア クーペと同様に、すぐに130名のオーナーは決まってしまうのではないだろうか・・・。

画像: 複合材料と最先端の技術の採用により、オープン化されても車両重量はクーペのウトピアと変わらない1280kgにおさえられている。

複合材料と最先端の技術の採用により、オープン化されても車両重量はクーペのウトピアと変わらない1280kgにおさえられている。

パガーニ ウトピア ロードスター 主要諸元

●全長×全幅×全高:4673×2060×1165mm
●ホイールベース:2796mm
●乾燥重量:1280kg
●エンジン種類:60度V12 DOHCツインターボ
●総排気量:5980cc
●最高出力:864hp(635kW)/6000rpm
●最大トルク:1100Nm/2800-5900rpm
●トランスミッション:7速AMT または 7速MT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●燃料・タンク容量:プレミアム・ー
●タイヤサイズ:前265/35R21、後325/30R22

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