2024年9月17日(英国現地時間)、ロータスはインテリジェント パフォーマンスカーの未来を体現する初のコンセプトカー、「Theory 1(セオリーワン)」を発表した。

「ロータス セオリー」を具現化した最初のモデル

画像: 全長×全幅×全高は4490×2000×1140mm、ホイールベースは2650mm。ウエッジシェイプが鋭い。

全長×全幅×全高は4490×2000×1140mm、ホイールベースは2650mm。ウエッジシェイプが鋭い。

ロータスは、新しいデザイン マニフェストとして「ロータス セオリー」を発表する。これは、デジタル、ナチュラル、そしてロータスのDNAであるアナログを通じて、将来のすべてのロータスの基礎となるという。「デジタル」とは、没入感やインテリジェント、直感的な体験。「ナチュラル」とは、エモーショナルで、つながりのある、人間中心のデザインに命を吹き込むこと。そして「アナログ」とは、ロータスのパフォーマンス エンジニアリングを継続的に進化させること。

これらのコア デザイン コンポーネントを、ロータスの最新デザイン イノベーションと最先端テクノロジーとシームレスに融合させ、ロータスはクルマのフィーリングとパフォーマンスをシンプルにし、かつ向上させる。そうして生まれたセオリー1は、ドライバーの周囲に調和してフィットし、ドライバーのニーズに応じて適応することで、究極のドライバーエクスペリエンスを提供する。

まず、「ロータス ウエア」と呼ばれる没入型ドライバーズシステムを独自に開発した。これは、ソフトで軽量なロボットテキスタイル素材を採用し、クルマがドライバーや同乗者とシームレスにコミュニケーションし、より直感的で快適な車内体験を提供することを可能にする。座席とステアリングホイールに装備された膨張式ポッドがリアルタイムで反応して、より多くのサポートやグリップを提供したり、パーソナライズされた触覚フィードバックによって注意を促したりする。

例えば、ホイールの左右からパルスを発し、曲がるタイミングを知らせる。また、レンジ/ツアー/スポーツ/インディビデュアル/トラックの、5つのドライブモードを装備。より快適なドライビングを提供し、ドライバー エクスペリエンスとダイナミックな能力を高めるだけでなく、常に状況に適応できる。どのような環境においても効率、パフォーマンス、快適性が最適化される。

ロータス ウエアでは、3Dプリントの格子構造ヘッドレストを採用し、軽量化、材料効率の向上、エアロダイナミクスの最適化を図りながら、すべての乗員に最高の快適性を提供する。ヘッドレストの一部はバイノーラル オーディオシステムを採用しており、運転席の後ろに設置されたサブウーファーによりさらに強化され、乗員一人ひとりにオーダーメイドのサウンドスケープを搭載している。

進化したユーザーエクスペリエンス

画像: インテリアも独特。ドライバーは中央に座る。

インテリアも独特。ドライバーは中央に座る。

また、独自のドライビング システムの一部であるロータスウエア テクノロジーラインは、車内外を走る機能的なテクノロジーバンドで、コミュニケーションデバイスとして機能する。これにより、ドライバーや乗員だけでなく、歩行者などにも車両の状態に関するさまざまな機能を表示する。さらに、360度自動運転ハードウエアも装備する。

ユーザーエクスペリエンスも進化しており、ドライバーに素早く簡単な情報を提供する。以下のような機能で、ドライバーは目を逸らさずに周辺視野を使うことができ、スムーズで直感的な体験を提供し、ドライバーも運転に集中しながら安全性をさらに高めることができる。

●インテリジェントなアンビエントライト、LED、レーザー光線コンポーネント、フロントガラス上の反射を利用して、障害物検知、ブレーキ、旋回などの情報をドライバーに伝える。
●ダッシュボード上の2つのレーザー光線が右左折を示し、これはシートの触覚的膨張素材と調和している。
●サスペンション モジュールにはRGB LEDが追加されて車内から見えるようになっており、ブレーキや加速に応じて緑または赤のシグナルを発する。
●ステアリングホイール、電動リバースミラーディスプレイ、ヘッドアップディスプレイに主要データを表示するための、クリアで機能的な2Dグラフィックには必要最小限のフォントとグラフィック要素を使用し、シンプルさを核にデザインされている。
●没入感のある3Dグラフィックは格子状の点が線に変化し、クルマの速度、ブレーキ、旋回、ドライブモードに応じて長さ、色、方向が変化する。

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