インパクトたっぷりのカラーリングで人気の「モモ//トン号」
仕事&プライベートの都合が立て込んでいために、帯広に入ったのはラリーイベントDAY1の夜となってしまいました。本当は、帯広駅前の平原通り(西2条通り)と駅北多目的広場で開催されたラリーショーや、セレモニアルスタートも観たかったのですが、残念!
竹岡さんのレポートによれば、モモ//トン号は大変な注目を浴びていたそうで、即席で始めたサイン会では約200名に対応したということです。応援してくれるギャラリーの中からは「三菱自動車がラリーに帰ってきてくれて嬉しい」とか「RALLI//ARTの文字をラリー会場で見ることができて感動した」といった声が聴かれたようです。
そういえばなんで「モモ//トン号」なのかと言えば、写真まま。ご覧のとおり「ドピンクのトライトン」だから、に他なりません。
そうですね・・・もしもXCRスプリントカップに「インパクトクラス」みたいなカテゴリーがあったとしたら、文句なくクラス優勝でしょう。トライトンに限らず、エクリプスクロスとかアウトランダーにも似合いそうです。もしも愛車を同じカラーリングにデコレートしても竹岡さん&三菱さん的には大歓迎だと思いますので、興味のあるオーナーさんはぜひ。
XCRスプリントカップに限らず、全日本クラスのラリーイベントはプライベーターが思い思いにコンペを楽しむ、のんびりした雰囲気も魅力のひとつではないか、と思います。だからカラーコーディネイトで魅せるアピールだって、あり!なんです。あるいはたとえば昔のTTとかで参戦するような、カッコいい「物好きの道楽」ぶりには、心から拍手を贈りたいところです。
ちなみに「圭 rallyproject」は竹岡さんのプライベートチームです。ドピンクは、フォルクスワーゲン・ポロなど、歴代の「圭」マシンたちに継がれるアイコニックなカラーで、その理由は「好きだから」(竹岡さん)と極めてシンプル。まあ、女の子はたいがい好きですよね。
付け加えるなら、コ・ドライバーを務める山田政樹さんも、車体と同系ながら薄めなピンクのポロシャツがとても似合っていました。
マシン製作とメンテナンスを担当するのは、茨城県石岡市のレーシングガレージ「グローバルモータースポーツ」。代表の神田誠さんが、チーム監督兼チーフメカニックを務めています。さらに宮入友秀さん、小山尚二さん、小野寺徹さんというレース業界では定評のあるメカニック勢が強力にサポートします。