自分だけのテラスで毎日をエンジョイしてほしい
まず登壇した本田技術研究所 デザインセンターの松村美月氏は、「N-BOXはとても広い室内空間を実現し、アップハンドルの自転車も楽々載せることができます。その強みを生かした新たなモデルがN-BOX JOYです。広い室内空間を最大限に活用し、忙しい毎日の中に自分らしく過ごせる空間で、のんびりゆったりと過ごしていただきたいという思いで誕生しました」と開発コンセプトを紹介した。
エクステリアは、おおらかな気持ちで使えるようにと、機能的で頼れる道具感をイメージ。黒いパーツで囲っているので傷や汚れが気になりにくくしたほか、ヘッドライトはカメラのレンズのようなタフで精緻な質感に仕上げている。また、車名に採用した“JOY”は、「毎日マイペースに楽しんでほしい、エンジョイしてほしい、そんな思いが込められています」と説明した。
松村氏の最大の推しポイントは後部空間だという。「2列目シートをパタッと倒すだけで、まるでレジャーシートを広げたかのような開放的な“ふらっとテラス”と名付けた空間が完成します。近所の公園や自分たちのお気に入りの場所が、N-BOX JOYに乗って行くだけで、いつでもどこでも自分たちだけのテラスに早変わりし、くつろぎながらのんびりリラックスして過ごせます」と紹介した。
また、内装に使用しているチェック柄ファブリックは、落ち着いた味わいのある色味に仕上げることで、年齢や性別にしばられず使えるようにしたほか、飲み物をこぼしてもさっと拭き取れる撥水加工も施しているという。さらに、「チェック柄ファブリックはシートの表側にもあしらっているので、車両の外からチラッと見えるチェック柄がおしゃれで、乗るたびに心が踊るような1台になりました」と仕上がりのよさをアピールした。
愛犬と愛猫との楽園基地にしたい!
ゲストに登場したのは、映画やドラマ、CMなどで活躍中の俳優・宮世琉弥さん。N-BOX JOYの第一印象は「カッコよさもあり、かわいらしさもある。男女問わずに乗れるクルマだと感じました。シートのチェック柄がめっちゃかわいくて。僕はチェック柄が好きなのでいいなと思いました」とコメント。さらに室内空間について聞かれると「びっくりするくらい広いですね。それにクルマの中にギミックが何個もあって圧倒されました」室内空間の広さと技巧に富んだ機能性にも驚いた様子だ。
せっかくなので……、とふらっとテラスに座った宮世さんは「家族や友達とピクニックへ行ったりするのもいいなと思うんですけれど、ひとりの時間が欲しいときに(N-BOX JOYのこの空間は)ひとり旅にもいいなと、いま座ってみて思いました」と室内を眺めながらコメント。続けて、「それと撥水の効果を生で見せてもらったんですよ。水がスライムのような感じになるんですよ。本当にすごいですよね。もうめっちゃ染みないです。」と、やや興奮気味に撥水効果のあるシートを紹介。
続いて「ふらっとテラス」の空間をどんなテーマでスタイリングしたい?と訊かれると、宮世さんは「『第2のリビング』にしたいです。僕はギターを弾くんですが、やっぱりギターって大きいから持ち運びも難しいんですよね。でもN-BOX JOYならギターを置いたり、自分のスピーカー持ってきて置いたり、リビングでいつもやっていることができちゃうんじゃないかなと。やっぱリビングってこだわりがあるじゃないですか。自分の大事なものとかもこのN-BOX JOYに積んで運びたいなって思いました」と回答。
また、日常でどんな風にN-BOX JOYを楽しみたいかを訊かれた宮世さんは、「『パルとディオとの楽園基地』ですね。パルが愛犬でディオが愛猫です。ペットも連れていろんなところに行きたいなと。楽園基地というのは、自分が小さいころから秘密基地のようなものに憧れていて、子供のころは傘を持ってしゃがむことで自分だけの空間を作っていましたが、今ならこのN-BOX JOYで秘密基地を作れるし、今飼っているペットと一緒に秘密基地を作れたら、それは楽園だなぁと思うので『楽園基地』にしました」と説明した。
最後に宮世さんは、「正直、このN-BOX JOYを初めて見たときに、自分の予想を結構すべて越えられていて、なんかちょっと圧倒されすぎてて、多分皆さんも見学して乗ってみたら、今までにない感覚になれると思うので、ぜひ早く体験してみてほしいです」と#うちらのJOYなカフェでの体験を促した。