世界限定38台のスペシャルモデル「アストンマーティン ヴァリアント(VALIANT)」が日本でも公開された。そのディテールを写真で紹介しよう。

フェルナンド・アロンソの要望から生まれたスペシャルモデル

2023年にアストンマーティンの創業110周年を記念して110台限定で製作されたスペシャル「ヴァラー(VALOUR)」。これをベースに、アストンマーティンのビスポークサービス「Q by アストンマーティン」が手がけた、世界限定38台のスーパースペシャルモデルが「ヴァリアント」だ。

ヴァリアントは、アストンマーティン F1チームのドライバーであるフェルナンド・アロンソ選手が「軽量で過激さを増した、レーシングカーの要素を取り入れたヴァラーが欲しい」という要望を出したところから生まれた。公道よりもサーキット走行を重視したセッティングで、シャシの強化や軽量化が図られている。

フロントに搭載されるパワートレーンは、最高出力745ps(ヴァラーは715ps)と最大トルク753Nmを発生する5.2LのV12ツインターボエンジン。これに6速のマニュアルトランスミッションを組み合わせている。オールカーボンファイバー製のボディはエアロダイナミクスパーツが装着され、クラムシェルボンネットの大きなU字形ベントや大型フロントスプリッター、リアスクリーンパネルなどが目をひく。インテリアでは、特注のレカロ製シートやギアリンケージを露出させたシフトまわりなどが特徴的だ。

なお、撮影車両はモックアップで、実車のデリバリーは2024年第4四半期から開始される予定だ。また、日本に導入される台数や車両価格、スペックなどは公表されていない。

This article is a sponsored article by
''.