ベントレーは2024年10月、新型コンチネンタルGTの国際試乗会を開催しました。試乗車両には、サスティナビリティに対する取り組みの一環として、カーボンニュートラル燃料「eフューエル」を使用。宿泊するホテルや渡欧に使う航空機などに関しても徹底してCO2削減に取り組むことで、かつてない「持続可能性」を証明したのでした。

世界中のメディア向けに世界初の「サスティナブル試乗会」を開催

日本ではスーパーGT、スーパー耐久、スーパーフォーミュラといった主要なレースシーンで、カーボンニュートラル燃料(CNF)の実戦投入が進んでいます。

画像: ベントレーダイナミックライド(48Vアクティブアンチロールコントロール)、eLSD、トルクベクタリングを備えた新しいシャーシシステムによって、強力なパワートルクを自在に操ることができる。驚異的なボディコントロールによって、「史上最高の乗り心地」も実現。

ベントレーダイナミックライド(48Vアクティブアンチロールコントロール)、eLSD、トルクベクタリングを備えた新しいシャーシシステムによって、強力なパワートルクを自在に操ることができる。驚異的なボディコントロールによって、「史上最高の乗り心地」も実現。

2024年夏には、「もっとも長く続いている自動車ワンメイクレース」としてギネス記録の認定を受けた「メディア対抗 ロードスター4時間耐久レース」でも全車にCNFが採用されるなど、少しずつ身近な存在になりつつあるように思えます。

一方、欧州でのCNFに対する取り組みは、より現実的かつ積極的です。とくに再生エネルギー由来のeフューエルに対する期待値は高く、燃料の生産、供給網まで含めた整備が急速に進んでいます。

中でもベントレーは、かねてからバイオマス由来のCNFに対する前向きな姿勢を、積極的にアピールし続けてきました。市販車に関しても2010年ごろにはすでにバイオ燃料を85%含有した「E85」にも対応(コンチネンタル スーパースポーツ)しています。

画像: eフューエルを使用し、既存の内燃機関との互換性を実証するのは、この種のイベントとしては初めてだという。

eフューエルを使用し、既存の内燃機関との互換性を実証するのは、この種のイベントとしては初めてだという。

2021年のパイクスピークヒルクライムには、98RON(オクタン価)の再生可能レーシング燃料を使用したコンチネンタルGT GT3で挑戦しました。モータースポーツ用に特別に設計された先進的なバイオ燃料を専用にブレンドしたもので、温室効果ガスを最大85%削減できるそうです。

これは持続可能なe-fuel(クリーンな新燃料)への技術的な足がかりを視野に入れての活動です。ベントレーが掲げる長期事業ビジョン「ビヨンド100」のひとつの流れとして、進められてきました。

そして2024年10月、世界中のメディア向けに開催された新型コンチネンタルGTの国際試乗会において、世界で初めてeフューエルが採用されました。

この試乗イベントでは使用燃料のカーボンニュートラルだけでなく、100%再生可能エネルギーで電力を賄うホテルへの宿泊、再生紙の利用、食品廃棄物の監視、さらには航空機での移動にもカーボンクレジットを使うなど、あらゆるシーンでの炭素排出量の相殺を目指しています。

画像: 世界中から157人のゲストが集う国際試乗会は、スイスで開催された。第4世代コンチネンタルGTは、クーペとコンバーチブルが用意されていた。

世界中から157人のゲストが集う国際試乗会は、スイスで開催された。第4世代コンチネンタルGTは、クーペとコンバーチブルが用意されていた。

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