ハイパフォーマンスモデルの「原点」が全面改良
2024年パリモーターショーで初の完全電動ジョン・クーパー・ワークスモデルを発表したばかりのMINI。今回、追加となるMINI JOHN COOPER WORKSおよびMINI JOHN COOPER WORKS CONVERTIBLEは、MINIらしいレーシング・スピリットあふれる走りを特徴とし、精悍で卓越した走行性能と個性的なスタイリングを融合させたMINIのハイ・パフォーマンス・モデルだ。
JOHN COOPER WORKS(以下JCW)とは、1960年代にモータースポーツ界を席巻したジョン・クーパーという人物の名前から取ったもの。ジョン・クーパーは、1960年代にクラシックMINIを素材にしたレーシング活動に関わり、チューニングされたMiniでモンテカルロ・ラリーを3度も制するという偉業を成し遂げた人物である。
MINI COOPER 3 DOORをベースにしたMINI JCW、MINI COOPER CONVERTIBLEをベースにしたMINI JCW CONVERTIBLEの2つのモデルを追加し、すでに発売されているMINI JCW COUNTRYMAN ALL4と合わせ、ガソリン・エンジン搭載のMINI JCWというラインナップとなった。
ハイ・パフォーマンス・モデルに相応しく、2.0リッター4気筒MINIツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、最高出力170kW(231ps)/5000rpm、最大トルク380Nm/1500-4000rpmを誇る。
7速ダブル・クラッチ・トランスミッション、JCW専用チューニングが施されたスポーツ・サスペンション等の採用により、あらゆる路面での走行安定性を実現し、サーキットにおいても優れた運動性能を発揮する。