2024年10月27日(現地時間)、F1世界選手権第20戦メキシコGP決勝が首都メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催され、フェラーリのカルロス・サインツが優勝、2位にはランド・ノリス、3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は6位、角田裕毅(RB)はリタイアに終わった。
フェルスタッペンはペナルティを受けて大きく後退
角田裕毅(RB)とアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が接触、コースアウトとなり、いきなりのセーフティカー出動で幕を開けたメキシコシティGPは、前日の予選でポールポジションを奪ったサインツの速さが際立つレースとなった。
![画像: オープニングラップの1コーナー。抜群の蹴り出しでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップに立った。後方では角田裕毅(RB)とアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が接触、コースアウトしている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/10/28/e64bba73cd7c4037ff3d82d107796a9f3d11bf7f_xlarge.jpg)
オープニングラップの1コーナー。抜群の蹴り出しでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップに立った。後方では角田裕毅(RB)とアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が接触、コースアウトしている。
![画像: 曇り空の下、気温20度、路面温度34度のコンディションでレースはスタートした。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/10/28/c9f6175d8ac098f9ab2edf9d3e43ae7822510019_xlarge.jpg)
曇り空の下、気温20度、路面温度34度のコンディションでレースはスタートした。
サインツは序盤こそマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後方2番手に甘んじていたものの、スタート直後のアクシデントによるセーフティカー導入から7周目にレースが再開されると、DRS解禁後の9周目のターン1であっさりと首位を奪い、その後は後続を寄せ付けないペースを披露する。
一方2番手に下がったフェルスタッペンは、10周目から始まったノリスとの攻防で2回の非があったとして計20秒のペナルティを受けて表彰台争いから大きく後退。ふたりのせめぎ合いの隙をついてルクレールが浮上し、そのままノリスを抑えてレース後半まではフェラーリの1-2体制が続いた。
しかし、ミディアムからハードへのタイヤ交換を終えると、今度はノリスがペースアップ。これに焦ったルクレールが62周目の最終コーナーでオーバーランし、ノリスが2番手に浮上することになった。