マクラーレン オートモーティブが新たに送り出したアルティメット スーパーカー「W1(ダブルワン)」。そのディテールを写真で紹介しよう。

世界限定の399台は、発表時には既に売約済み!?

現代のスーパーカーのベンチマークとなった「F1」、PHEVハイパースポーツカー「P1」の革新的な継承モデルとして登場した「W1」。その名は「ワールドワン」つまり世界チャンピオンを意味する。

そのスタイリングは、いままでのマクラーレン車とは一線を画している。F1マシンの先進的エアロダイナミクスの影響を受け、マクラーレン車のアイデンティティであった前ヒンジのディヘドラルドアは、上ヒンジのアンヘドラルドアに変更され、フロントにヒンジを設けないことで空気抵抗を削減している。

レースからフィードバックされた革新的なグランドエフェクト エアロダイナミクスは、圧倒的な高ダウンフォースと低ドラッグを実現。サーキット専用のレースモードでは車高が下がり、前後のアクティブ エアロパーツが点火しして最大1000kgのダウンフォースを発生する。

パワートレーンは新開発の4L V8ツインターボにエレクトリックモジュールを組み合わせたハイブリッドで、システム総合で最高出力は1275ps、最大トルクは1340Nmを発生する。

それでも現代のスーパーカーらしく快適性は重視され、MSO(マクラーレン スペシャル オペレーションズ)が手がけるパーソナライゼーションも用意されている。なお、日本仕様の価格や導入台数は発表されていないが、世界限定399台はすべて売約済みとなっている。

マクラーレン W1 主要諸元

●全長×全幅×全高:4634×2074(ミラーをたたんだ状態)×1182mm
●ホイールベース:2680mm
●最軽量乾燥重量:1399kg
●エンジン:90度V8 DOHCツインターボ+モーター
●総排気量:3988cc
●エンジン最高出力:683kW(928ps)
●エンジン最大トルク:900Nm
●モーター最高出力:255kW(347ps)
●モーター最大トルク:440Nm
●システム最高出力:938kW(1275ps)
●システム最大トルク:1340Nm/4500ー5000rpm
●トランスミッション:8速DCT(リバースはモーター)
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●燃料・タンク容量:プレミアム・62L
●最高速度:350km/h(リミッター作動)
●0→100km/h加速:2.7秒
●タイヤサイズ:前265/35R19、後335/30R20
●車両価格(税込):未発表

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