パトロールや緊急医療対応サービスで使用される高性能車両を供給
2004年に初めてイタリア国家警察にガヤルドを納入して以来、20年にわたり、アウトモビリ・ランボルギーニはパトロールや緊急医療対応サービスで使用される高性能車両を供給し、イタリア全土で200回を超える臓器輸送を行い、人命救助に貢献してきた。さらに、安全運転を促進するため、1500 回を超える道路安全教育イベントに登場している。
●ウルス ペルフォルマンテ(2023)
イタリア国家警察の車群に加わった最新のモデル。この車両には、最大出力666ps、2300-4500 rpmで850 Nmのトルクを生み出すツインターボチャージV8エンジンが搭載され、0→100 km/h 加速はわずか3.3秒、最高速度は306 km/hを誇る。この車両は、サンタアガタ・ボロネーゼでカスタマイズされ、ランボルギーニのチェントロ・スティーレがデザインしたカラーリングが施され、サイドシルとベルトラインにトリコローレのストライプとクラシックな「ポリツィア・ディ・ステート・ブルー」が組み合わされている。
もちろん、臓器輸送用の冷蔵コンパートメントや除細動器など緊急医療活動用アイテムを装備。常時温度を監視するためのディスプレイとデータロガーが備わっている。
イタリア国家警察とのコラボレーションが20周年を迎えたことを記念したイベントでアウトモビリ・ランボルギーニは、このウルスをはじめ、歴代の納入車両を一堂に会して展示した。
アウトモビリ ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼 CEOは「イタリア国民の安全を守るために日々活動するイタリア国家警察を深く尊敬する機関との20年間の協力関係を祝えることを非常に誇りに思います。当社の車両が警察の道路活動を支援し、人命救助に貢献したことを知ることは、非常に喜ばしいことです。この協力関係はアウトモビリ ランボルギーニとイタリアおよびその機関との強い絆を表しています」とコメントした。
それに対して、イタリア国警察長官兼公安局長のヴィットリオ・ピサーニ知事は「アウトモビリ・ランボルギーニとの20年間の協力関係は、緊急臓器輸送などの重要な任務、イタリア国家警察の取り組みを強化してきまた。ガヤルドから最新のウルスまで、使用されているランボルギーニにより、最先端の機器と技術を活用でき、特別に訓練されたドライバーがこの重要なサービスを迅速かつ最大限の安全性で実行できるようになっています」と、感謝の言葉を述べている。