2025年1月10日、ホンダはシビック タイプRに新たなドライビングプレジャー価値を加えるパッケージ「レーシングブラックパッケージ(RACING BLACK Package)」を設定し、1月23日より発売する。東京オートサロン2025の会場で実車がお披露目された。

東京オートサロン2025の会場で実車を初公開

シビック タイプRは、スポーツモデルの本質的価値である「速さ」と、感性に響く「ドライビングプレジャー」を両立する究極のピュアスポーツ性能を追求したモデルだ。1997年の6代目シビック マイナーチェンジ時に初代のタイプRが設定され、現行型タイプRは2022年に発売された6代目にあたる。

現行型タイプRは発売以来多くのユーザーから高く評価されていたが、半導体不足などの影響で生産の見通しが立てづらいとして、納車待ちのユーザーを優先して新規受注が中止されていた。だが今回、ようやく納車待ちが解消できるメドが立ったことで、新商品の「レーシングブラックパッケージ」を投入することになり、幕張メッセで開催中の東京オートサロン2025の会場でお披露目された。

画像: 東京オートサロン2025の会場で初公開された、シビック タイプR「レーシングブラックパッケージ」。

東京オートサロン2025の会場で初公開された、シビック タイプR「レーシングブラックパッケージ」。

この「レーシングブラックパッケージ」はホンダが永年培ってきたレーシングスピリットを表現する、特別なインテリアパッケージだ。、ダッシュボードの上質なスエード表皮を含め、さまざまなインテリアパーツをブラックでコーディネートしている。

光の反射ノイズを徹底的に抑制することで、ドライバーがより運転に集中できるようなドライビング空間を演出。新たなドライビングプレジャーを提供する「レーシングブラックパッケージ」の主な装備内容は、以下のとおりだ。

●ウルトラスエード ダッシュボード/フロントドア ライニング
●ホンダ タイプRシート(フロント)〈ラックススエード/ブラック〉
●ワイヤレス充電器
●自動防眩ルームミラー
●ピンストライプ加飾(エアコンアウトレット)〈ブラック〉
●ピンストライプ加飾(フロントパワーウインドウスイッチパネル)〈シルバー〉
●ローレット加飾エアコン コントロールダイヤル(ブラック)
●エアコン アウトレットノブ(ブラック)
●専用色ステッチ(シート/ステアリングホイール/シフトブーツ/センターコンソールボックス/ドアアームレスト)

画像: インテリア全体を黒で統一した「レーシングブラックパッケージ」のコクピット。

インテリア全体を黒で統一した「レーシングブラックパッケージ」のコクピット。

パワートレーンは標準車のタイプRと同じ、330psと420Nmを発生する2LのVTECターボエンジンに6速MTを組み合わせ、前輪を駆動する。ボディカラーは、チャンピオンシップホワイト/ソニックグレー パール(これのみ税込3万8500円高)/クリスタルブラック パール/
フレームレッド/レーシングブルー パールの5色。

車両価格(税込)は、標準車のシビック タイプRが499万7300円、同レーシングブラックパッケージが599万8300円となっている。

シビック RSは外装塗料を変更

画像: 外装塗料が変更された、シビック RS。

外装塗料が変更された、シビック RS。

タイプRほどハードではないものの、2LターボエンジンをMTで操れる楽しさで2024年秋に登場以来人気を集めているシビック RSだが、その外装塗料が変更された。

新たな外装塗料は、使用するクリア材を従来のアクリルメラミンクリア素材から、より機能が向上した新しいクリア素材へ変更。これによりボディの艶感が増し、耐久性は従来と比較し1.5倍以上向上するという。車両価格(税込)は、439万8900円と従来モデルより20万円高となった。

また、今後国内で発売を予定しているホンダの他モデルについても、順次新しいクリア材への変更を予定している。

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