BMWのコンパクト セグメントSAV「X3」が4代目にフルモデルチェンジされて日本デビュー。そのディテールを写真で紹介しよう。

2023年に世界中で最も売れたBMWは「X3」だった

BMWのプレミアム コンパクト セグメントSAV(スポーツ アクティビティ ビークル:BMWではSUVをこう呼ぶ)となる「X3」。初代は2004年に発表(日本仕様は2004年に発売)され、7年ぶりにフルモデルチェンジされた今回の新型は4代目にあたる。

サイズ的には従来型より少し長く幅広くなったが、車高はわずかに低い。ホイールベースは変わらない。スタイリングはBMWの新世代デザイン言語により、金属の塊から削り出したようなスポーティかつ力強いプロポーションをアピールしている。

インテリアでは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に傾けて視認性を高め、また物理スイッチを減らしてタッチ操作を増やした。ATセレクターは最近のBMW車と同じスイッチし気になった。センターコンソールやドアパネルにはアンビエントライトも配している。

日本仕様のパワートレーンは、2Lの直4ガソリンターボ(20)、2Lの直4ディーゼルターボ(20d)、そして3Lの直6ガソリンターボ(M50)の3種類。いずれも48Vマイルドハイブリッドと8速ATを組み合わせ、駆動方式は4WD(xドライブ)だ。

なお、本国ではPHEVの「30e xドライブ」も発表済みで、近い将来にはBEVの「iX3」も登場予定。これらも日本に導入される可能性は高いだろう。

BMW X3 M50 xドライブ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4755×1920×1660mm
●ホイールベース:2865mm
●車両重量:2000kg
●パワートレーン:直6 DOHCターボ+モーター
●総排気量:2998cc
●エンジン最高出力:280kW(380ps)/5500rpm
●エンジン最大トルク:540Nm(55.0kgm)/1900-4800rpm
●モーター最高出力:13kW(17ps)/2000rpm
●モーター最大トルク:200Nm(20.3kgm)/0-500rpm
●システム最高出力※:293kW(398ps)
●システム最大トルク※:580Nm(55.0kgm)
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・65L
●WLTCモード燃費:11.9km/L
●タイヤサイズ:前255/45R20、後285/40R20
●車両価格(税込):998万円
(※はメーカーによる自社参考値)

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