トヨタは2025年2月27日、ヤリス、ヤリス クロスを一部改良するとともに、特別仕様車 Z“URBANO(ウルバーノ)”を設定し、同日から発売することを発表した。

従来メーカーオプションだった機能・装備を標準設定として商品力を向上

トヨタ「ヤリス」は、2020年2月に発売を開始。コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用するとともに、新開発の直列3気筒1.5Lエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムを搭載し、クラス世界トップレベルとなるWLTCモード36.0km/Lの低燃費を実現している。

画像: ヤリス Z(ハイブリッド・2WD・オプション装着車)。外観にはとくに変更はない。

ヤリス Z(ハイブリッド・2WD・オプション装着車)。外観にはとくに変更はない。

その後、2020年8月には同じプラットフォームを採用したコンパクトSUV「ヤリス クロス」を発売。ヤリスとは異なる専用のエクステリアデザインと、SUVならではの使い勝手の良さが評価され、またたく間にヒットモデルとなった。

2021年5月、2022年7月、2024年1月に一部改良をして進化を重ねてきたが、2025年2月27日には4回目の一部改良が実施されている。

画像: ヤリス クロス Z“Adventure”(ハイブリッド・2WD・オプション装着車)。外観にはとくに変更はない。

ヤリス クロス Z“Adventure”(ハイブリッド・2WD・オプション装着車)。外観にはとくに変更はない。

今回の一部改良では、従来メーカーオプションだった機能・装備を標準設定として、商品力を向上させている。

具体的には、ETC2.0をZ、G、Xグレードに、ドアミラーヒーターをZ、G、U、X(ヤリスクロスはG、U、Xグレード)に設定。また、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオ(車載ナビなし)をXグレードに、ディスプレイオーディオプラス(車載ナビあり)をZグレードにそれぞれ標準設定した。

さらにヤリスのXグレードには、スマートエントリー&プッシュスタートが標準で装備されている(6速MT車を除く)。ヤリスの価格は165万7700円(X・1L・2WD)~277万7500円(Z・1.5Lハイブリッド・E-Four)となっている。

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