2025年で誕生から70周年を迎えるトヨタ クラウンのラインナップに、待望の「エステート」が3月13日、追加された。ダイナミックな造形や、仲間や家族とのアクティブライフを楽しむことができるユーティリティが、クラウンが持つ品格、ゆとり、そして機能性が見事な調和を見せている。3月16日(日)までは東京・麻布台ヒルズアリーナにて、お披露目イベントを開催中だ。

コンセプトは、「上質」「洗練」「余裕」と「機能性」の融合

GA-Kプラットフォームを活かした新型クラウン エステートのフォルムは、非常に伸びやかだ。車両前後を貫くシャープなショルダーラインはクラウン(セダン)にも共通するエッジ感を生む。フロントフード上のキャラクターラインとシームレスに繋がるデザインがボリューム感とともに、引き締まった印象につながっている。

画像: プラットフォームなど基本はクラウン スポーツと共有されているという。210mm長い全長と60mm高い全高、さらにスクエアなリアフォルムを生かして荷室空間を拡大しているようだ。(写真はESTATE RS/マッシブグレーバイトーン)

プラットフォームなど基本はクラウン スポーツと共有されているという。210mm長い全長と60mm高い全高、さらにスクエアなリアフォルムを生かして荷室空間を拡大しているようだ。(写真はESTATE RS/マッシブグレーバイトーン)

画像: マッシブなフロントマスクと、エッジのたったショルダーラインが特徴。クラウンシリーズに共通するハンマーヘッドモチーフにバンパー一体型グリルを組み合わせることで、ひときわ個性をアピールしている。タイヤ/ホイールは21インチ。(写真はESTATE RS/マッシブグレーバイトーン)

マッシブなフロントマスクと、エッジのたったショルダーラインが特徴。クラウンシリーズに共通するハンマーヘッドモチーフにバンパー一体型グリルを組み合わせることで、ひときわ個性をアピールしている。タイヤ/ホイールは21インチ。(写真はESTATE RS/マッシブグレーバイトーン)

21インチの幅広大径タイヤ(アルミホイール)を装着し力強さを加えることで、伸びやかでありながらダイナミックなプロポーションが巧みに生み出されている。

フロントマスクには、バンパー一体型フロントグリルを導入。グリルをバンパーと一体化しボディと同色とすることで、スタイリッシュな独自性のある意匠を生み出している。上から下にメッシュパターンが変化するデザインもまた、個性的なアレンジだ。

実車を見ると、バックドア面に配した一文字のリヤコンビネーションランプが、ひときわワイド感と先進性を強調していた。

画像: アイランドアーキテクチャーなど、基本デザインはシリーズに共通している。一方でトリム部にビンテージ調の「雲柄」をあしらうなど、差別化も徹底。

アイランドアーキテクチャーなど、基本デザインはシリーズに共通している。一方でトリム部にビンテージ調の「雲柄」をあしらうなど、差別化も徹底。

画像: アクティブかつ洗練された印象の「グレイッシュブルー」内装(写真)はPHEV(ESTATE RS)専用色となる。

アクティブかつ洗練された印象の「グレイッシュブルー」内装(写真)はPHEV(ESTATE RS)専用色となる。

メーター・ディスプレイを水平に配置し、視線移動を最小限にとどめるインターフェイスのデザインは、クラウンシリーズ共通。エステートでは、ビンテージ調の「雲柄」をサドルタンとグレイッシュブルーのトリム部分にあしらい、上質でありながらアクセントの効いたデザインとしている。

ボディカラーは、モノトーンカラー5色とバイトーンカラー5色を設定する。PHEVの特別感を演出するのが、専用色として設定された「プレシャスメタル」と「マッシブグレー」のバイトーンカラーだ。

一方、インテリアカラーは3色から選べる。クラウンシリーズ共通の「ブラック」に加え、大人の華やかなアクティビティに寄り添うイメージの「サドルタン」を用意。さらにクラウンシリーズとしては唯一、アクティブで洗練された印象の「グレイッシュブルー」をPHEV専用色として採用している。

スペースを使いこなす快適装備と、ストレスフリーな走り

ラゲージスペースはフル乗車時に570Lを確保、リヤシート格納時には1,470Lの大容量となる。この時は奥行2mの完全フルフラットスペースを生み出す新機構「ラゲージルーム拡張ボード」をトヨタとして初めて装備した。荷室床面に肌触りの良い上質な素材を採用しているのも、使いやすさと快適さにこだわった配慮だ。

画像: フルフラット化できるラゲッジスペースの使い勝手を高めてくれる、アイテム群。手前のデッキチェアは、引き出し式。デッキテーブルには、クラウンの王冠マークがあしらわれている。

フルフラット化できるラゲッジスペースの使い勝手を高めてくれる、アイテム群。手前のデッキチェアは、引き出し式。デッキテーブルには、クラウンの王冠マークがあしらわれている。

ラゲージ部には引き出し式のデッキチェアやデッキテーブルなど、フルフラットスペースの過ごし方をより魅力的にするアイテムを採用。普段はスマートに車内に収納しつつ、車中泊や外出先での快適性を高めることで、よりよい寛ぎの空間を提供してくれる。

テーブルやチェアには、荷室内で調和が取れるシックな色合いとクラウンの王冠マークをあしらう。統一感と特別感を感じさせるデザインだ。

開発コンセプトである「大人のアクティブキャビン」にふさわしい重厚感とともに、しっかりとした操舵感など操る楽しさを兼ね備えた走りを支えるのが、独自のセッティングを施したDRS(Dynamic Rear Steering:車速に応じた後輪操舵システム)とAVS(Adaptive Variable Suspension:電子制御サスペンション)だ。快適で疲れにくいロングドライブを楽しむことができる。

画像: 目的に着いたところから元気に遊ぶために、余裕のあるストレスフリーな乗り味にこだわったエステート専用チューンが施されている。

目的に着いたところから元気に遊ぶために、余裕のあるストレスフリーな乗り味にこだわったエステート専用チューンが施されている。

とくにAVSは、減衰力の向上と摩擦低減を図る独自の設定を加えた。「ノーマルモード」、「スポーツモード」、「リヤコンフォートモード」の3つのドライブモードによる差がより明確になることで、好みに合わせやすいセットを選ぶことができる。「リアコンフォートモード」の制御によって、後席だけでなくすべてのパッセンジャーが、揺れが少なく酔いにくい、ストレスフリーな乗り心地を実現しているという。

グレードは、搭載されるパワートレーンによって2タイプが設定される。「ESTATE Z」は、2.5L ハイブリッドシステムを搭載。フロントモーターの出力をクロスオーバー、スポーツ搭載分に対して約5割向上することで、荷室に多くの荷物を積んでもストレスのない加速など、エステートらしい走りのゆとりを提供している。

もうひとつの「ESTATERS」は、より出力密度の高い駆動用モーターを搭載。スポーツと同じくエネルギー密度が高い大容量リチウムイオン電池を床下に搭載している。スペース効率を損なうことなく、日常生活の大部分をEV走行でカバーWLTCモード89kmの充電電力使用時走行距離を確保するとともに、気持ち良さと静粛性を両立させたハイレベルの走行性能も備える。

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