トヨタは2025年3月24日、ランドクルーザー“300”シリーズの法規対応等、一部改良を実施したことを発表した。

衝突被害軽減ブレーキ機能の強化など安全装備も進化

現行型(300系)ランドクルーザーは2021年8月に発売を開始。伝統のラダーフレーム構造を継承しながら新しいTNGAプラットフォームを採用したほか、新開発の3.5L V6ツインターボガソリンエンジンを搭載するなど、フルサイズSUVとして高い評価を得ている。

画像: 今回の一部改良では、エクステリアデザインや機能系装備についてはとくに変更なし。

今回の一部改良では、エクステリアデザインや機能系装備についてはとくに変更なし。

今回の一部改良は、法規対応のほか、装備の充実、盗難防止機能の拡充など多岐にわたる。

まず法規対応では、衝突被害軽減ブレーキ機能(プリクラッシュセーフティの対自転車運転者)の強化など安全装備の進化が挙げられる。また万が一、エアバッグ等が作動するような事故があった際に、事故前後の車両の運動データや運転者の操作等を記録する車載記録「イベントデータレコーダー(EDR)」に対応した。

さらに自動車を対象としたサイバー攻撃の脅威を回避できるよう、セキュリティへの対応を行うなど、新しいタイプの危険にも配慮している。法規対応としてはもう1点、ディーゼルエンジン車(3.3L V6ツインターボディーゼルエンジン)に路上走行時の排出ガス規制(RDE)への対応を行うなど、時代の要請に応じて細かく進化をしている。

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