室内装備ではメーター変更やディスプレイオーディオが充実
室内の装備では、メーターをこれまでのオプティトロンメーターからインフォメーションディスプレイ内蔵TFTカラーメーターに変更している。

メーター照度コントロール付きのTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ。画像はGR-S、ZX、VXに標準装備の12.3インチ。
具体的にはZX、GRスポーツ、VXには、12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ(メーター照度コントロール付)を標準装備。AX、GXには、7インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ(メーター照度コントロール付)を標準装備としている。
ディスプレイオーディオの新たな設定もトピックのひとつ。コネクティッドナビ対応の8インチディスプレイオーディオを全グレードに標準設定とする一方、GXをのぞく全グレードにコネクティッドナビ対応の12.3インチディスプレイオーディオプラスがメーカーオプションとして用意された。

GXを除く全グレードにメーカーオプション設定される12.3インチ ディスプレイオーディオプラス(コネクティッドナビ対応)
ランドクルーザーと言えば「盗難」というワードがどうしてもつきまとってしまうが、今回の一部改良では盗難防止機能の拡充も行われた。たとえば、離れた場所から「My TOYOTA+」と呼ばれるスマホアプリの操作で車両の始動をロックすることができる「マイカー始動ロック」を、トヨタ車として初採用している。
スマートキー所持者の位置を高精度に認識して、車両付近にいない場合のスマートエントリー&スタートシステムによるドア開錠およびエンジン始動を制限する「スマートキー測距システム」は、全グレードに標準設定される。スタートスイッチの中央に指紋センサーを搭載した「指紋認証スタートスイッチ」が、今回の一部改良で全グレードに標準設定されたことも、トピックと言えるだろう。
なおランドクルーザー300シリーズは今回、一部改良を行ったものの、注文は未だ停止されている。一日も早い受注再開を期待したいところだ。