2024年4月11日〜4月13日(現地時間)、F1第4戦バーレーンGPがバーレーン・インターナショナル・サーキット(サヒール・サーキット)で行われる。鈴鹿での日本GPが終わったばかりだが、すでにチームはバーレーンに向けて移動、金曜日からフリー走行が始まる。バーレーンGPの舞台となるサヒール・サーキットは鈴鹿サーキットとは性格の大きく異なるコース設定だけに、どんなレースとなるのか、興味深い。

タイヤの劣化に加えて、気温が非常に重要なファクターに

シーズン開幕戦として行われた昨年のバーレーンGPでは、マックス・フェルスタッペンが圧巻の走りを披露。前日の予選であっさりとポールポジションを獲得し、スタートでも好ダッシュを決めると、最終的に2位のペレスには22秒以上の大差をつけて完勝した。

画像: 昨年のバーレーンGP。マックス・フェルスタッペンが圧巻の走りを披露して完勝した。

昨年のバーレーンGP。マックス・フェルスタッペンが圧巻の走りを披露して完勝した。

画像: 昨年のバーレーンGPのタイヤ戦略。主流は2ストップで、ソフトとハードのコンパウンドが好まれた。

昨年のバーレーンGPのタイヤ戦略。主流は2ストップで、ソフトとハードのコンパウンドが好まれた。

【参考】2024年F1開幕戦バーレーンGP決勝 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT) 57周
2位 11 S.ペレス(レッドブル) )+22.457s
3位 55 C.サインツ(フェラーリ)+25.110s
4位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+39.669s 
5位 63 G.ラッセル(メルセデス)+46.788s
6位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+48.458s
7位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+50.324s
8位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+56.082s
9位 14 F.アロンソ(アストンマーティン) +74.887s
10位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+93.216s
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13位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT) +1L
14位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)+1L
ファステストラップ 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)

ピレリの分析「決勝レースの戦略の選択肢が広がり、1ストップも現実」

画像: バーレーンGP開幕直前にピレリが公開したデータ。

バーレーンGP開幕直前にピレリが公開したデータ。

タイヤを供給するピレリは「今週末、日本GPと同様に、最も硬い3種類のコンパウンド、ハード=C1、ミディアム=C2、ソフト=C3を供給します。ただ気温は大きく異なり、鈴鹿の決勝日の朝は雨模様で最高気温は20℃以下でしたが、バーレーンでは最高気温が30℃前後と予想されています。バーレーンGPのタイヤマネジメントにおいては、タイヤの劣化に加えて、気温が非常に重要なファクターとなります。ただ、2月最終週にこのサーキットでプレシーズンテストが行われたので、すべてのチームが豊富なデータを持っています。昨年はすべてのドライバーがソフトタイヤでスタートし、レースのために温存していた2セットのハードタイヤを最大限に活用しましたが、今年のタイヤは進化しており、またソフトタイヤはより柔らかくなったため、3つのコンパウンドの性能差がより大きくなっています。このため、決勝レースの戦略の選択肢が広がり、1ストップも現実的な選択肢となるかもしれません」と分析している。

2025年バーレーンGPは、4月11日14時30分(日本時間20時30分)からのフリー走行1回目で開幕、予選は4月12日19時(日本時間25時)、決勝は4月13日18時(日本時間24時)に開始される。

2025年F1第4戦バーレーンGP タイムスケジュール

フリー走行1回目:4月11日金曜日14時30分〜15時30分(日本時間20時30分〜21時30分)
フリー走行2回目:4月11日金曜日18時〜19時(日本時間24時〜25時)
フリー走行3回目:4月12日土曜日15時30分〜16時30分(日本時間21時30分〜22時30分)
予選:4月12日土曜日19時〜20時(日本時間25時〜26時)
決勝(57周):4月13日日曜日18時〜(日本時間24時〜)

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