一部改良前の内装を最新モデルと同様にアップグレード
近年、SDV(ソフトウエア ディファインド ビークル)の登場で、愛車のソフトウエアは最新のものにアップデートできる機会も増えてきた。だが、エクステリアやインテリアなどのハードパーツに関しては、アップグレードは難しい・・・。そんな悩みに対応すべく、始められたサービスが「アップグレード セレクションズ by KINTO ファクトリー」だ。

ヤリスクロス用「アップグレード セレクションズ by KINTO ファクトリー」の変更箇所。
今回、2020年8月〜2022年7月に生産されたヤリスクロスの内装を、2024年1月の一部改良後と同等デザインにアップグレードできるサービスを開始した。一部改良モデルで好評の塗装色や質感へのアップグレードにより、ユーザーの愛車の室内空間に新たな選択肢を提供していく。
アップグレード箇所は、ドアトリムピンモール、フロントドアトリム表皮、インナーガーニッシュ、フィニッシュパネル(Zグレードのみ)、コンソールガーニッシュ、センターオープントレイ、ステアリングオーナメントの7カ所。

ドアトリム周辺のカラーや質感の変更。
まず、フロントドアトリム表皮カラーをブラックにするとともに、ドアトリムピンモールおよびインナーガーニッシュをガンメタリック塗装に変更。加えて、フロントドアトリム表皮の素材を手触りのよいエアヌバック素材に変更することで、より上質な室内空間へと進化する。
さらに、フィニッシュパネルからステアリングオーナメントに至るまで、コクピット部をブラック/ガンメタリック/ピアノブラックに統一することで、より都会的な印象に変化。センターオープントレイの質感がピアノブラックになることで光の反射を増やし、華やかな室内空間を実現する。

センターオープントレイをピアノブラック塗装に。
対象グレードは、2020年8月2022年7月生産分のZ、G、Xの3グレード。アップグレードはセットとなり、作業工賃・税込の価格はZグレードが8万3600円、G/Xグレードが7万26000円(いずれもメーカー保証を付帯)となっている。また、自己所有車両だけでなくサブスクの車両でも注文は可能だ。
施工に関しては、アップグレード セレクションズ by KINTO ファクトリーのWebサイトから申し込む。なお、施工受付店舗は全都道府県には所在していない(今後はエリアを拡大予定)ので、販売店一覧のWebサイトから確認して欲しい。