首都高速(株)は、2025年5月の渋滞予想カレンダーを発表した。これによると、4月に引き続き5月も渋滞は少なそうだ。(タイトル写真はイメージです)

ゴールデンウイークの高速道路は渋滞するけれど・・・

首都高速が発表した、2025年5月の渋滞予想カレンダーは以下のとおりだ。

画像: 2025年5月の首都高渋滞予想カレンダー。

2025年5月の首都高渋滞予想カレンダー。

行楽客が集中する東名高速や中央道などの高速道路は、5月6日(火・祝)までのゴールデンウイークでは多くの地点で10km以上の渋滞が発生する。とくに下りは3日(土)と4日(日)、上りは3日(土)から5日(月・祝)がピークと予想されている。

これに対し、首都高速は業務などの車両が少なくなるため、2日(金)と3日(土・祝)は渋滞が多いと予想されているが、4日(日)は普通、5日(月・祝)と6日(火・祝)は少ないと予想されている。連休後も、9日以外の毎金曜日は渋滞が多いと予想されているが、それ以外の平日と10日以外の毎土曜日は渋滞は普通、毎日曜日は少ないと予想されている。特に多いと予想されている日は、1日もない。

なお、渋滞等の影響により迂回が推奨される通行止めや車線規制工事、および工事に伴うパーキングエリア閉鎖の実施予定は、以下のとおりだ。

●5月12日(月)20時〜翌5時 ※雨天予備日は5月19日(日)
 1号羽田線(上り)平和島PA:工事実施に伴う閉鎖
●5月18日(土)6時〜翌6時
 6号三郷線(上り)加平〜小菅JCT間:24時間車線規制工事

通行止めを伴う料金所のリニューアルを実施

画像: 首都高速ではETC専用入口の拡大を進めている(写真はイメージです)。

首都高速ではETC専用入口の拡大を進めている(写真はイメージです)。

また、2025年5月25日(日)20時以降、ETC専用入口の拡大に向けて通行止めを伴う料金所のリニューアル工事を順次開始する。工事完了後はETC専用入口として運用する。リニューアル工事は40日程度の通行止めを伴うため、ユーザーへの影響が極力少なくなるように、隣接入口は同時に工事を実施しない等の対策を取りながら、計画的に実施する。

これにより、現在運用している35箇所のETC専用の料金所に加えて、2025年度に新たに55箇所(累計90箇所)がETC専用になる。ETC専用入口では、現金、クレジットカード等は利用できないので注意すること。工事予定と通行止め入口の箇所については、首都高速のWebサイトで確認して欲しい。

ちなみに「渋滞予想カレンダー」は、過去の統計データを用いて各日の渋滞状況を予測したもので、天候・交通事故・故障車・工事等の影響は反映されていない。利用する際は道路交通情報サイト「mew-ti(ミューティー)」などで交通状況を確認して欲しい。

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