モーターショー取材後にヒョンデのEVで高速道路を走行

ソウル市内から郊外へ、高速道路を中心に、ヒョンデの「キャスパー(日本名インスター)」「IONIQ 6」「ジェネシスG80」を試乗した。(写真提供:ヒョンデ モビリティ ジャパン)
2025年4月上旬に開催された韓国のソウル モーターショーを取材し、その後、ヒョンデのEVを試乗する機会を得ました。試乗コースはソウル市内から郊外への高速道路を中心としたものでした。試乗したのは「キャスパー(日本名インスター)」「IONIQ 6」「ジェネシスG80」です。
特にキャスパーは帰国後に日本仕様にも乗ったので、その違いが確認できました。日本仕様はステアリング操作が軽く、低速走行の街中で取り扱いやすいことを狙っているようです。一方、本国仕様では、高速道路での安定性が高いことが実感できました。
高速道路のサービスエリアは、ほとんど日本と同様

ソウル市から高速道路を南下して100kmほど走ったところにある、メイソン サービスエリア。
試乗のあいまに立ち寄ったのが、高速道路のサービスエリアです。今回、昼食をとったのはソウル市から南へ100kmほど走ったところにあるメイソン サービスエリアでした。緑の中庭を中心に、L型の建物を2つ組み合わせたような格好をしています。
中庭に面してテイクアウトのフード店があり、片方のL型の建屋に小さな飲食店が並び、もひとつのL型の建屋には売店とフードコートが入っています。洗練された雰囲気は、日本のサービスエリアと遜色ありません。
フードコートに向かうと、店内には韓国料理をはじめ、洋食など、5~6の店が並んでいました。注文は、入り口近くにある大きな自動販売機でチケットを購入すると、番号入りのレシートが発券されます。注文は自動で店に連絡され、店ごとにあるディスプレイに自分の番号が表示されたら、取りに行くという方式でした。
ところが、ここで大変だったのが自動販売機での買い方です。韓国語だけの表示なので、要領がわからずに悪戦苦闘していたら、後ろに並んでいた韓国の人が教えてくれました。迷惑かけて、すみません・・・。

メイソン サービスエリアのフードコート。自動販売機で注文し、店のディスプレイに数字が表示されて料理の出来上がりを知る方式。