2025年春のリニューアルに合わせてメニューもリフレッシュ

狭山PA(外回り)は、中央道と関越道を結ぶ位置にあるため、流通系の働くドライバーや観光バスなどの利用が多いという。
中央道から圏央道(正式名称は、首都圏中央連絡自動車道)に入り、外回り線を関越道に向かって北上したところにあるのが狭山PA(外回り)です。圏央道は、東名高速、中央道、関越道、常磐高速といった首都圏の主要な高速道路を輪のようにつなぐ重要な道。狭山PA(外回り)は、そうしたネットワークの中で、中央道や東名高速方面から、関越道や東北道、そして常磐道に向かう人たちに利用されるPAです。
そんな狭山PA(外回り)は、2025年の春に室内の椅子やテーブルを入れ替えるなどリフォームを行ったばかり。そして、それに合わせてフードコートのメニューも一部が新しくなっていました。今回は、そんな新しく用意されたグルメメニューの中からを2品を紹介しましょう。
彩よく、ヘルシー、そしておいしい狭山茶入りのおそば

地元の自慢となる狭山茶を麺に練り込んだ「彩涼(さりょう)狭山そば」(1000円)。そば・うどんコーナーではナンバー1の人気を誇る。
まず、イチ押しとして紹介したいのが「彩涼(さりょう)狭山そば」(1000円)です。その名が示すとおり、狭山のお茶を麺に練り込んだメニュー。しかも、ただの茶そばではなく、“彩涼(さりょう)”と謳っているのがポイントとなります。見れば、名前の由来は一目瞭然です。茹で上がった冷たいおそばの上に、赤や黄色のパプリカに、白い大根、そして緑の大葉や水菜がたっぷりと盛りつけられています。また、つけ汁も独特です。麺つゆをベースにしつつも、ゴマ、ミョウガなどを配合し、オリジナルのつけ汁としています。
食べ方のコツは、野菜と麺を一緒に、いただくというもの。いただいてみて驚いたのは、まるでサラダをドレッシングで食べているような感覚です。メインはおそばですが、パスタサラダのよう。しかも、おそばには狭山茶が練り込まれていますから、抹茶風味のサッパリとした後味になります。つけ汁はノンオイルですから、ひょっとしたらサラダよりもヘルシーかもしれません。
野菜の彩を楽しみながら、さっぱりと涼しくいただける、夏にぴったりのメニューとなります。狭山の名物である狭山茶をいただけるというのも魅力と言えますね。