2025年6月5日(欧州現地時間)、ホンダ モーター ヨーロッパはシビック タイプR 欧州仕様の販売終了記念モデルとなる、限定40台の「アルティメット エディション(Ultimate Edition)」を発表した。

世界中のサーキットでコースレコードを樹立

画像: フロントドアを開けると、「TYPE R」のロゴがプロジェクターで路面に投影される。

フロントドアを開けると、「TYPE R」のロゴがプロジェクターで路面に投影される。

シビック タイプRは、1997年に日本において第6世代のシビック ハッチバックで登場し、瞬く間に人気を集めた。それ以来、5世代のタイプRと多くのスペシャルバージョンが登場し、レーシングスピリットに触発された高性能の長い伝統は、日本だけでなく世界中で熱心なファンを生むことになった。

また、ほぼ30年間にわたってそのダイナミックなパフォーマンスを実証するために、世界中のいくつかのサーキットで市販前輪駆動車のコースレコードを樹立した。特にドイツのニュルブルクリンク ノルドシュライフェが有名だが、マニクール(フランス)、スパ フランコルシャン(ベルギー)、ハンガロリンク(ハンガリー)、エストリル(ポルトガル)、鈴鹿(日本)、シルバーストン(イギリス)、そしてバサースト(オーストラリア)などでレコードを樹立している。

このサーキットでの成功が、シビック タイプR人気の理由のひとつでもある。さらに、世界ツーリングカー選手権(WTCC)や世界ツーリングカーカップ(WTCR)をはじめ、世界のさまざまな地域のツーリングカーレースでドライバー&チームタイトルを獲得している。

いずれのレースも、大量生産された前輪駆動モデルをベースとしたクルマどうしで競われるシリーズであり、シビック タイプRのパフォーマンスは理想的にマッチしていた。

欧州仕様シビック タイプRの掉尾を飾る「アルティメット エディション」、2025年1月に日本で発売された「レーシングブラックパッケージ」とは内容が異なるが、いずれ日本でも発売されるのだろうか。シビック タイプRのファンなら、気にせずにはいられないことだろう。

画像: この「アルティメット エディション」、日本でも発売されるのだろうか。

この「アルティメット エディション」、日本でも発売されるのだろうか。

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