クリーンディーゼル縛りでまたまた1台、お勧めしたい「ちょいふるジョイフル」を発見。国産ワゴンを下回る全長に、独特の上質感と遊び心を詰め込んだ「MINIクラブマン」は、今、改めて見ても貴重な魅力と才能を秘めたモデルと言えるでしょう。クラブマンとしてはいったんその歴史を閉じることになるようですが・・・ちなみに個人的には、2007年に登場した初代もまた、猛烈に気になるのでした。

リコールあり、なので整備記録をしっかりチェック

2025年6月初旬時点での中古車市況を見ると、下は100万円を切るあたりから200万円台半ばまであり、100万円台半ばがコアな領域となっているようです。面白いのはクーパーD、クーパーSDには明確な価格差がないように見えるところでしょうか。

画像: アナログ感とデジタライズのほどよいマッチングが、この世代のMINIに共通する魅力。このデザインは本当に秀逸だと思う。

アナログ感とデジタライズのほどよいマッチングが、この世代のMINIに共通する魅力。このデザインは本当に秀逸だと思う。

画像: 一部改良で機能が進化。走行中は視線移動を行なうことなく従来通りのコントローラーによる操作、停車中はタッチ・パネルを操作しての直感的な操作を可能にしていた。

一部改良で機能が進化。走行中は視線移動を行なうことなく従来通りのコントローラーによる操作、停車中はタッチ・パネルを操作しての直感的な操作を可能にしていた。

飛びぬけて走行距離が多い車両は少なく、3~5万kmほどで選択しやすくなっています。どちらかと言えば、レザーシートなどの装備の充実ぶりによって、価格が上乗せされているように思えますね。

MINIシリーズのオークション出品数はそうとうな数に上りますが、そのうちのクラブマンのD/SDグレードは比較的限られている印象があります。一方、評価点は「4」もしくは「4.5」と偏差値が高めで、クオリティに関してはある程度安心してチョイスすることができそうです。

この年代のクリーンディーゼルについては、アドブルーの交換状態、DPFのコンディションに加え、エンジン内部のスラッジ堆積などにも気をつけたいところ。加えて、BMW系のディーゼルユニットは、ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールについてリコール対象にもなっていました。https://www.mlit.go.jp/common/001262910.pdf

対策としては点検・整備の履歴がしっかりしている残っているかどうか、という基本をきちんと抑えておきたいところです。距離が伸びている車両については、クリーニングなども含めた点検と対策に使える予算もキープしておきましょう。

そんなあたりを留意しながら「ちょいふるジョイフル事業部」でも物色を進めていきますが・・・「間違って」初代を仕入れちゃったらごめんなさーいなのでした。

MINI クーパーSD クラブマン 車両諸元(欧州仕様)

●全長×全幅×全高=4253×1800×1441mm
●ホイールベース=2670mm
●車両重量=1405kg
●エンジン= 直4 ディーゼルターボ
●排気量=1995cc
●最高出力=190hp(140kW)/4000rpm
●最大トルク=400Nm/1750−2500rpm
●駆動方式=2WD
●トランスミッション=8速AT
●0→100km/h加速=7.4sec
●最高速度=225km/h

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